そうだ私はダンブルドアの野望の王国が見たかったのだ

野望の王国

 の続きみたいなもの。

 を書くために『野望の王国』を読んでいたら、ヴォルデモート卿にまったく食指が動かなかった理由がわかった。

 私がハリポタシリーズで一番好きなキャラは、断然アルバス・ダンブルドア*1なのだが、途中まで完全無欠の人格者のように描かれていた彼が、なんと

「ぼくたちがホグワーツで魔法を学んだのは魔法使いがマグルを支配する仕組み権力をつかむための方法を学ぶためだったといっていいでしょう!」

 みたいな中二病的妄想に捕らわれたことがあったという事実が明らかになる。

 もちろん、ある事情で実行には移されないのだけど、これほど魅力的な悪の可能性が目前で絶たれたことを知った後では、つまるところずっと「死にたくないでござる!! 絶対に死にたくないでござる!!」ぐらいのことしか言ってないヴォルデモートなんて……。

 たとえるなら「アナキンがダースベイダーにならずに、最後までダースモールがぴょんぴょこ跳ね回ってるスターウォーズサーガ」みたいなものであって、魅力なくて当たり前だ。

*1:私は悪役スキーであると同時に最強厨でもあるのだ。

おまけ

 中二病+魔法→エターナルフォースブリザード→相手は死ぬ

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