2006 9/21

素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~

 フェルマー予想の解決以後、数学最大の未解決問題と目されるのがリーマン予想。それは

 ゼータ関数の自明でない零点の実数部は全て1/2である

 というものである……が、見ての通り定義だけでも専門用語がいっぱい出てきて、フェルマー予想と違って簡単な言葉で表現する方法がないのが最大の弱点。

 この本の中に出てくる数式を理解するには最低でも大学の講義レベルの数学(複素関数論とか解析学)が必要になる。少なくとも高校で複素数について勉強していなければ大意を取るのも難しいと思われる。

 前に上げたフェルマー予想の本で未解決問題として取り上げられていないのもそれが原因であろう。それでもいいという人は文句なくおすすめ。

おまけ

 定番オチだがリーマン違い。

by 木戸孝紀 tags: ブックマークに追加する


“ジョン・ダービーシャー『素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦』”へのコメント 5

  1. 1.

    落ち着くために素数を数える人の話ではないのですね。

  2. 2. フェア

    落ちつけ…………心を平静にして考えるんだ…こんな時どうするか……
    2…3、5…7…11…13…17……19。
    落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…
    『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……
    わたしに勇気を与えてくれる。

  3. 3. 木戸孝紀

    >鯛
    素数(の分布)を数える問題であるとも言えなくはないので結構正しい。
    >フェアさん
    そうそれ(笑)。

  4. 4. フェア

    オヤシロさまもJOJO読んだことがあるようですね。、たぶん。

  5. 5.

    あれやってみると結構落ち着くんですよw
    勇気は与えてくれませんが。

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