おすすめ本書評まとめ2014年5月版

『さよならもいわずに』★

 上野顕太郎著。何で知ったか忘れた。ひとつだけ注意としては、Kindle版では何か著作権の関係で歌詞がモザイクになっている箇所がある。

『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』★★★★

 ネイト・シルバー著。かなり面白い。内容についてはshorebird先生のところにお任せ。

『あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか』★

 レイチェル・ハーツ著。スロッピーな議論が目立つけど、このテーマでまとめたものは他に知らないので。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた: グローバルエリートは見た!投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだ15の仕事の極意、そしてプライベートの真実』★★

 ムーギー・キム著。グローバルエリートである必然性はよくわからない。普通のビジネス本に見えるが、確かに著者は優秀で面白そうな人だ。

『砲神エグザクソン』★

 園田健一著。『BLAME!』と連載期間がほぼ同じだったせいで、アフタヌーンでリアルタイムに読んでいた。ありがちなようで独特。おバカのようで結構細かい。なんとも形容しがたい個性。

『SAND LAND』★★★

 鳥山明著。本誌掲載時に読んでいた。どこかの記事で思い出しKindle版購入。ドラゴンボール終了後の作品で一番(唯一?)面白い。

『ミツバチの会議: なぜ常に最良の意思決定ができるのか』★

 トーマス・D. シーリー著。元から興味がある人でないと読むのは厳しいだろうけど、面白い。

『人類はどこから来て,どこへ行くのか』★

 エドワード・O. ウィルソン著。普通の意味ではおすすめしない。著者自身に興味がある人だけ。個別の話自体は面白くないわけではないのだが、悲しいかなそれらを通して言いたいことが的外れなのだ。「麒麟も老いては駑馬に劣る」ということわざが頭に浮かばざるをえない。

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