2009 12/12

(本文とは無関係)

 いきなりブリキのさんが的中させるという番狂わせ(?)がありましたが、面白かったので今年もやります。

 ルールは超簡単。2010年12月12日に発表される今年の漢字を予想して下さい。

  • ここのコメント欄に書いて下さい。
  • 有効期間は2009年12月12日から12月31日までです。
  • 同じ字を選んだ場合は早いもん勝ち。先の人だけ有効です。別の字を選んで応募し直すのはありです。
  • 見事的中した人には……何も出ませんが神扱いします。
  • よってたかって予想して全員外れたら……鬼の勝ちです。笑われましょう。
  • 飽きるまで毎年やろうかと思います。

 ちなみにWikipediaより歴代一覧。同じ漢字は選ばれないという規則はあるのか知りませんが、当分はないでしょう。

年代 漢字
1995年 震(シン・ふる-える)
1996年 食(ショク・た-べる)
1997年 倒(トウ・たお-れる)
1998年 毒(ドク)
1999年 末(マツ・すえ)
2000年 金(キン・かね)
2001年 戦(セン・たたか-う・いくさ)
2002年 帰(キ・かえ-る)
2003年 虎(コ・とら)
2004年 災(サイ・わざわ-い)
2005年 愛(アイ・いと-しい)
2006年 命(メイ・いのち)
2007年 偽(ギ・いつわ-る・にせ)
2008年 変(ヘン・か-わる)
2009年 新(シン・あたら-しい・あら-た)

おまけ

 鬼と笑いつながり。

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2009 8/3

(本文とは無関係)

 全員で生還する確率を上げたければ、皆が何かしらの意味で協調した行動を取らなければならない。それなのに、挑戦中にも挑戦後に一切情報をやりとりできない。この一見取り付く島もなさそうなルールの裏をかくにはどうしたらいいか。

 情報をやりとりすることはできなくても、新しく全員が得ることができる情報がひとつだけある。というか、ひとつしかない。名前の書かれた紙である。突破口があるとしたらこれしかない。

 考えやすくするためにまず用語の準備をしよう。

 生徒には出席番号がついているものとして以後数字で考える。ついていなければどんな基準でもジャンケンでもくじ引きでもいいので適当に決める。以後生徒1〜42と呼ぶ。生徒nの名前の書かれた紙を紙nと呼ぶ。

 ロッカーにも番号を振る。たとえばロッカーに番号や記号がついていたら辞書順あるいは小さい順に、仮に番号がついてなかったとしても、左上が1でその右が2など事前に決めておいた何らかの規則性に基づいて、やはり1〜42と番号を振る。以後ロッカー1〜42と呼ぶ。

 さらに便宜的に同じ状態の42部屋で全員が同時に挑戦しているとして考え、生徒1が案内される部屋を教室1と呼ぶことにする。同様にして仮想の別々の教室をそれぞれ教室1〜42と呼ぶことにする。

 このゲームでは、生き残るために必要なのは自分の名前の紙だけである。仮に他人の名前の紙が入っていると分かっているロッカーがあるとしたら、そこを開けるのは避けるべきである。これが基本方針である。

 それを知る手段がないから困ってるんだろーが! と思ってしまいそうだが、もう少し待て。

 まず最初に開けるロッカーは全員別々にすると決めよう。あえて違う選択をする理由はないのでわかりやすさのため、生徒nはロッカーnを開けることにする。

 仮に自分が生徒13だとして、ロッカー13を開ける。もし幸運にも紙13が出てきたら、それでクリアだ。あとは他人の幸運を祈るのみである。しかし、そんなことは1/42の確率でしか起きないので、大抵は外れる。

 出てきたのが紙4だったとする。生徒13は「ああ外れた」と嘆き悲しむ。しかし、死にたくないので嘆いてばかりいないで2個目のロッカーを選ばなければならない。2個目はもう当てずっぽうで選ぶしかないだろうか? そんなことはない。

 実はこのとき、生徒13は、絶対に手に入らないと思われた他の部屋の情報を、知ることができている。

  • 教室4で生徒4が、紙4以外の紙を引き「ああ外れた」と嘆き悲しんでいるということ

 がわかるのだ。なぜなら、紙4はロッカー13に入っているのだから。ロッカー4を開けることになっている生徒4が紙4を引いたということは、ありえない。

 ということは、生徒13が次に選ぶべきは? ロッカー4である。なぜか? この時点で生徒13が何らかの情報を持っているのは教室4に関してのみである。たとえば教室7でロッカー7を開けた生徒7が紙7を引いている可能性は、僅かながらある。

 もちろん、生徒13が自分の生き残りだけ考えた場合、ロッカー4もロッカー7も「紙13が入っているかもしれない」ことにおいては何も変わることはない。

 しかし、全員で生き残りたいと考えている場合には、すでに他の生徒の正解と決定している(かもしれない)ロッカーを避けることには意味がある。

 よって生徒13は2個目にロッカー4を開ける。出てきたのが仮に紙9だったとする。このとき、生徒13には新たに2つのことがわかる。

  • 少し前、教室4で生徒4が1個目に開けたロッカー4から出たのは紙9だったこと
  • 現在、教室4で生徒4がロッカー9を開けて紙x(4,9以外の何か)を見ていること
  • 現在、教室9で生徒9はロッカーxを開けて紙yを見ているがyは9ではないこと

 最初の2つは当然として、紙yが紙9ではないというのはなぜわかるのか?

 紙yが紙9だとすると、紙9はロッカー4に入っているのだから、生徒9は2回目にロッカー4を開けたことになり、ひいては1回目に紙4の入ったロッカー13を開けたことになる。作戦上1回目にロッカー13を開けるのは生徒13である自分なのだから、生徒9が作戦に逆らったことになる。作戦に逆らう生徒はいないことになっているので矛盾である。よってyは9ではない。

 こうして2個目のロッカーを開けた時点で、生徒13は部屋を一歩も出ずして、生徒4と生徒9がいまだクリアしていないことがわかる。

 生徒13が3個目に開けるべきロッカーは? 先と同様の論理で9だ。なぜなら紙13が入っているかもしれない点では他と変わらず、かつ、すでに他の生徒の正解として確定してしまっている可能性がないロッカーだからだ。

 ここで、なんと! ロッカー9から紙13が出てきたとしよう。生徒13はもちろんクリアの喜びで雀躍する。だが、同時に生徒4と生徒9もクリアの喜びで雀躍していることがわかる。

 というのは、少し前、生徒4が開けたロッカー9に入っていた紙xが紙13だったというのなら、今現在、生徒4はロッカー13を開けて紙4を発見したところだからだ。生徒9に関しても同様。

 では、肝心のその作戦で全員生き残れる確率はいくらかぐらいになるのか? とりあえず10万回試行させてみたところ、なんと約32%もある。こんな怖ろしいゲームに巻き込まれて笑い話で済む可能性が1/3近くもあるなんて、約4兆4千億分の1とか言ってたのに比べると夢のような話ではないか。

 ただし、いくら同様に続けても紙13が発見できず、今だクリアしていないと分かっている生徒が増えていくだけの可能性もある。21個目のロッカーを開けても紙13が発見できなかった場合。生徒13は死ぬ。

 そして同時に、これまで紙の上に名前を見てきた4,9をはじめとする他の21人も同時に死ぬということがわかってしまう。なぜなら、すでに自分とその21人のクリアはかならず同時になることがわかっているからだ。自分が助かっていない以上みんな死ぬ。

 要するに、例の場合4,9,13の3つのロッカーが13→4→9→13というループを形成していたことになる。すべての番号は必ず1以上42以下の長さのループに所属することになる。ルール上そうならないことは不可能である。

 22以上の長さのループが存在しさえしなければ、全員が、確実にクリアできる。逆に22以上の長さのループが存在してしまうと、そのループにつかまった生徒は一人残らず死ぬ。

 ループの長さがいくつになるパターンがいくつあるかをちゃんと計算すれば厳密な確率も求まるはず……だが、その方法は自分も思い出せない*1ので発展課題にしておく。

*1:そもそもあったかも忘れた。

試行に使ったRubyスクリプト


#!/usr/local/bin/ruby
#-*- coding: Windows-31J -*-

TIMES = 10000
NUM = 42
max = NUM / 2

all = 0
win = 0

live_sum = 0
dead_sum = 0

TIMES.times do
  all += 1

  arr = (0...NUM).to_a
  arr = arr.sort_by{|i| rand}

  live = 0
  dead = 0

  (0...NUM).to_a.each do |i|
    cnt = 0
    box = i
    loop do
      cnt += 1
      if cnt > max
        dead += 1
        break
      end
      if arr[box] == i
        live += 1
        break
      else
        box = arr[box]
      end
    end
  end

  live_sum += live
  dead_sum += dead

  win += 1 if live == NUM
  puts "#{win}/#{all}回目の試行:#{live}人生存・#{dead}人死亡"
end

puts "個人が助かる確率:#{live_sum.to_f / (live_sum + dead_sum).to_f}"
puts "全員助かる確率:#{win.to_f / all.to_f}"

追記 8/5

 HandDrumさんのコメントを元に、厳密解の求め方をコードにしたもの。これでよさそう。


#!/usr/local/bin/ruby
#-*- coding: Windows-31J -*-

class Integer
  def factorial
    (1..self).inject(1){|r, i| r * i}
  end
  def permutation(n)
    self.factorial / (self - n).factorial
  end
end

NUM = 42
puts 1 - (0...(NUM/2)).inject(0) {|r, n| r + NUM.permutation(NUM - n) / (NUM - n) * n.factorial}.to_f / NUM.factorial

おまけ

 死にゲーつながり。選曲と天丼が秀逸。(釣り・微ビックリ注意)

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2009 7/27

(本文とは無関係)

 極東の全体主義国家大東亜共和国では、学力向上のため、全国の中学3年生のクラスから無差別に数十クラスを抽出して、命を賭けたパズルをさせるという怖ろしいプログラムが実行されています。

 あなたの3年B組(生徒数42名)は運悪くこのプログラムに選ばれてしまいました。そして、今年のパズルのルールは以下のようなものです。

 今からクラスの生徒は一人づつ別々に、42個のロッカーがある教室に案内されます。それぞれのロッカーの中には紙が一枚入っていて、それぞれの紙には3年B組の誰か一人の名前が記されています。

 教室に案内された各生徒は、21個のロッカーを開けて調べるチャンスを与えられます。自分の名前が記された紙を発見できれば、勝利。生きて帰れます。21個開けても自分の名前が記された紙を発見できなければ、失敗。監視している軍隊に射殺されてしまいます。

 生還した生徒も隔離されるので、まだ挑戦していない生徒に情報を伝えることはできません。また、ある生徒が教室で何をしても、次の生徒が挑戦する前に内部は完全に整頓され、最初の生徒が来たときと全く同じ状態に戻されてしまい、教室の中に情報を残すこともできません。*1

 ただし、プログラムがスタートする前に、全員でゆっくり時間をかけて相談をすることが可能です。

 あなたは主人公属性の思考法の持ち主なので、どうしても全員生きて帰りたいです。全員が助かる作戦を考えて下さい。その作戦を使った場合、全員が助かる確率はいくらぐらいになるでしょうか。*2

*1:なんなら、内部の状態がまったく同じになるように整えられた別々の42教室に全員が同時に案内される、と考えても構いません。
*2:自殺願望があってわざと逆らったり、難しすぎて作戦を憶えられなかったりする生徒はおらず、全員があなたの作戦を理解し従うものとします。

おまけ

 射殺つながり。TECH Winって懐かしい。(バイオレンス注意)

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2009 6/10

(本文とは無関係)

 クイズ。政治経済の教科書に載っている言葉です。○の中身を埋めて下さい。

 字面や字数ではなく内容から考えてほしいので、○の数は実際の字数と同じとは限りません。しかし、そう離れてもいません。

 現在かなり忙しいので、もしかしたら解答は何週間も先になるかもしれませんが。

おまけ

 なんのヒントにもなりません。

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2008 12/17

(本文とは無関係)

 ルールは超簡単。2009年12月12日に発表される今年の漢字を予想して下さい。

  • ここのコメント欄に書いて下さい。
  • 有効期間は2008年12月12日から12月31日までです。もっとも今年はすでに17日ですが。
  • 同じ字を選んだ場合は早いもん勝ち。先の人だけ有効です。別の字を選んで応募し直すのはありです。
  • 見事的中した人には……何も出ませんが神扱いします。実際かなりすごいと思います。
  • よってたかって予想して全員外れたら……鬼の勝ちです。笑われましょう。
  • 飽きるまで毎年やろうかと思います。

 ちなみにWikipediaより歴代一覧。同じ漢字は選ばれないという規則はあるのか知りませんが、当分はないでしょう。

年代 漢字
1995年 震(シン・ふる-える)
1996年 食(ショク・た-べる)
1997年 倒(トウ・たお-れる)
1998年 毒(ドク)
1999年 末(マツ・すえ)
2000年 金(キン・かね)
2001年 戦(セン・たたか-う・いくさ)
2002年 帰(キ・かえ-る)
2003年 虎(コ・とら)
2004年 災(サイ・わざわ-い)
2005年 愛(アイ・いと-しい)
2006年 命(メイ・いのち)
2007年 偽(ギ・いつわ-る・にせ)
2008年 変(ヘン・か-わる)

おまけ

 鬼つながり。

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2008 10/13

(今日の一コマ)

 しばらくの間、全く無関係ではないとはいうものの死刑問題に浮気していたり、やっぱりもうちょっと年代順を続けた方がわかりやすいかと思って構成を変更していたりと色々事情があってずっと停止していましたが、そろそろガイア教シリーズを再開しようとしています。

 しかし、やはり最速でも週一・週二ぐらいしか更新できないので、待ち時間に使えるクイズ集を作ってみました。これは学校の試験ではありません。正解を出すことよりも自分で考えるのが目的です。本編の展開にもよりますが、問題によっては最後まで答え合わせがないかもしれません。

 問題の難易度も、ググれば一発のものから、出題者の正気を疑うところから始めないとどうにもならないものまで様々です。必ず正解を出さなければいけないなどとは思わず、わからないならわからないなりに考えることを楽しんでください。

 他人の答えを見てからでは意味がない問題も多いので、回答はここのコメント欄に書いたりはしないでください。私に見せたい人はメールでください。メール欄は左下にあります。シリーズはまだ最低でも数ヶ月は終わらないので、慌てずゆっくり挑戦してください。

第1問

 いわゆるガイア理論を世に問うた最初の本、ジェームズ・ラヴロック『地球生命圏 – ガイアの科学』の日本語版翻訳者スワミ・プレム・プラブッダさんはどこの国・地域の人?

  • インド
  • ネパール
  • チベット自治区(中国)
  • 日本
  • アメリカ

第2問

 『イルカと話す日』巻頭のエピグラフにある2つの引用句。ひとつめはアインシュタインの言葉です。ふたつめの出典を予想してください。検索その他調べ物は禁止です。ドンピシャで当てるのはエスパーでもない限り無理なので、方向性さえ正しければ正解とします。

第3問

 いわゆる白人国家でも、いわゆるキリスト教国でもない国の中で、最もガイア教が盛んな国はどこでしょう? 検索その他調べ物は自由です。

第4問

 次の職業に貴賎をつけ、尊い方から卑しい方に向かって順に並べなさい。

  • 農夫
  • 猟師
  • 漁師
  • 木こり

第5問

 ヨーロッパ人になったつもりでもう一度答えてください。日本人読者を想定しています。もし読者がヨーロッパ文化圏の人間である場合は、前問の答えをこちらに写し、前問を日本人になったつもりで答えてください。

  • 農夫
  • 猟師
  • 漁師
  • 木こり

第6問

 キリスト教のミサでは、神父はどんな動物を殺して生贄に捧げ、どんな薬物を使ってトランス状態に入り、どんな呪文を唱えて雨を呼びますか?

第7問

 日本神話『山幸彦と海幸彦』の兄弟ゲンカ。勝ったのはどちら? ただし、知らない場合は調べずに「知らない」と解答してください。

  1. 山幸彦
  2. 海幸彦
  3. 知らない

第8問

 前問で「知らない」と答えた者は、知らないなりに、どちらが勝ったと思うか予想して答えてください。知っていた人は「もし知らなかったらどちらが勝ったと予想したと思うか」を想像して答えてください。

  1. 山幸彦
  2. 海幸彦

第9問

 第12回で取り上げた『クジラの歌が聞こえる』のクレアが病院で目覚めて以降の結末部分を換骨奪胎して、日本人好みに書き換えてください。一字一句書き換えなくても「大体こんな感じ」程度でよいです。鯨の竜田揚げ食わせろと言っているわけではありません。変えるのはニュアンスです。内容まで変えてはいけません。

第10問

 肥満や糖尿病の蔓延する社会を是正するため、ケーキ屋さんが国会議員になったり議員がケーキを食べたりするのを禁止したいと思います。どう思いますか?

第11問

 このシリーズの主人公と言うべき生物はもちろんクジラ・イルカですが、それに次ぐ、シリーズの副主人公とでも言うべき立場の生物は何になるでしょう? ただし、「人間」という答えは除きます。

第12問

 第25回で予告したプロのガイア教徒4名。その最後の一人の著書の中で最も厳しい調子で非難されている国が2カ国あります。うち一国は日本ですが、もう一国はどこでしょう?

第13問

 第17回の「ニューイングランドという地名との誰も予期できないような意外な形での再会」。無理だと思いますがどんな形での再会か予想してみてください。

第14問

 リリー博士の後で、彼らとその仲間たちのトンデモに騙された著名な科学者・作家とその言動を織り交ぜて紹介していこうと思っていますが、それに誰が含まれているか3-4人程度予想してみてください。

第15問

 そんな考え方をする必要はないですし、するべきでもないと思いますが、あえて単独の組織を反捕鯨精神の中枢と考えなければならないとしたら、どこだと思いますか?

第16問

 今から30分間、理性の働きを全て停止し、本能のままに見聞き・思考し・行動してください。安全確保については自己責任でお願いします。

第17問

 あなたは神です。(おおむねユダヤ・キリスト教的な唯一神教の神を想定してください。)ぶっちゃけ、今の世の中、どうですか?

第18問

 旧約聖書の創世記で一番最初に名前が出てくる動物は何?

発展課題

 次の物事について調べて、思うところを述べてください。

  • カトリックで聖人を認定するための手続き
  • 「ラプラスの悪魔」あるいは「ラプラスの魔」と呼ばれる概念
  • くじら座(星座)

アンケート

 「はい」・「いいえ」で答えてください。回答がない場合は全て「いいえ」として取り扱います。

  • あなたの回答内容を今後のシリーズで引用するなどの利用をしてもいいですか?(「はい」と答えてもするとは限りません。)
  • はいと答えた人は、その際ハンドルネームを出してもいいですか?(「はい」と答えても出すとは限りません。)
  • あなたの回答内容に関してシリーズの進行を待つだけでなく、メールで何らかの返信を望みますか?(「はい」と答えてもできるとは限りません。)

ついでのお願い

 後半の息抜き用と単なる趣味で「サブカルチャーに現れたガイア教的要素」を収集中です。なにか知っていたら教えてください。(例:『絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク』というアニメにイルカがクルーとして登場するらしい。)日本以外でもよいです。

おまけ

 ゆっくり考えていってね!!!

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2007 8/3

(本文とは無関係)

 さて、『人イヌにあう』コンラート・ローレンツのエントリ最後の問題になんと答えただろう? 大多数の人は「背」と入れたのではないかと予想しているのだが。

 私も知らなければ「背」と入れただろうと思う。日々野獣の脅威に晒されていた原始の人類の群にあってリーダーの資質として重要だったのは知恵と経験に加えて、体が大きく頑健であることであったに違いない。何か問題でも?

 いや、何も問題はない。正解は「額」であるということ以外は。

 額? なんで!? と思うだろう。「秀でた額」という慣用句そのものは、日常的に使う言葉ではないにしても、現在でも日本語として不自然ではない。

 しかし、そのヒントがあってすら、誰も( A )に「額」と入れようとは思いつかなかった。現代人の我々にはそもそも何故「額」なのかがわからないのだ。もしかして原始人は頭突き勝負で群のリーダーを決めてたとでもいうのか?

 無論そうではない。結論から言うと「秀でた額」というのは「知能が高い」ことを意味する、今ではほとんど使われなくなった言い回しなのだ。

 この時代の人々は頭蓋の形、すなわち脳とその各部位の大きさに特別なこだわりを持っていた。*1とりわけ前頭葉、すなわち額が大きいことはより知能が高く、より進化していることを意味すると思われていた。ローレンツはこの仮想のリーダーがより知能が高く現代人に近いことを表現しようとしていたわけだ。

 確かに額にあたる脳の部位は前頭葉で、前頭葉は確かに進化的に新しい脳であるし、確かに高等と言える精神活動を司っており、だから人間性を代表していると考えても間違いとまでは言えない。

 しかし、特にそう考えなければならない理由もなく、実際に我々はそうは考えない。また、いずれにしても同じ群の中の優劣を考えている文脈で登場するのは誤りである。

 「人間はカエルより背が高く、人間はカエルより知能も高い。だから背の高い人間は背の低い人間より知能が高い」と言ったら誰でも間違いとわかるだろう。背を額、カエルを類人猿と置き換えても話は同じである。

 私達は同じ文章の「彼の瞳は他の誰よりも輝き」の部分には全く疑問を感じなかった。「輝く瞳」が「夜行性の動物のように光を反射しやすい目を持っている」という意味では決してなく、単に「利発である」ことを表す慣用句に過ぎないことを知っているからである。

 これは習慣の問題であるとしか言いようがない。ローレンツの「輝く瞳」の言い回しは私達にもまだ通じるが、「秀でた額」の方はもう通じない。想像をたくましくしてみるのも面白いかもしれない。同じ事は未来に対しても起こるだろうか?

 我々がもはや「秀でた額」が知能が高いということを意味する慣用句に過ぎないことを忘れてしまっているように、ずっと未来の人類は「輝く瞳」が利発であるということを意味する慣用句であることを忘れてしまうということがあり得るだろうか?

 我々の子孫が同じ文章を読んで「この『彼の瞳は他の誰よりも輝き』ってのはどういう意味だ? 原始人の群では夜目が利きやすい奴がリーダーになれたってことなのか?」と不審がるということがあり得るだろうか。

*1:このあたりを詳しく知りたい人には例によって『人間の測りまちがい』をおすすめする。

おまけ

 すごく……大きいです(違)。

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2007 7/29

人イヌにあう (至誠堂選書 1)

 「動物」と言ったとき最初に連想されるのはまずイヌかネコだろう。「刷り込み」の発見等の功績によりノーベル医学生理学賞を受けたコンラート・ローレンツのイヌネコ限定エッセイ集である。

 彼の『ソロモンの指輪』は私が誰に対しても絶対の自信を持っておすすめする本の一冊である。彼の動物にたいする限りない知識と愛情の深さには敬愛の念を抱かずにはいられない。この本もイヌ・ネコが好きか嫌いかに関わらず楽しめるだろう。

 逆説的であるが私が動物(特に犬)飼わないことに決めているのはローレンツの影響によるところが大きい。

 もちろん私は自分が動物が好きだと思っているが(そもそも「自分は動物が嫌いだ」と自己既定する人がどれぐらいいるものなのかも疑問だが)、彼の本を読んでいると自分は本当に動物が好きなのではないと自覚するからだ。

 より正確に言うと動物は好きだが、それは図鑑やテレビや本で見るのが好きなのであって、飼っていっしょに暮らすのが好きなのではないとわかるのだ。

 たとえば、私はたぶん犬を毎日規則正しく散歩に連れて行ってやるタイプの人間ではないだろう。それは犬にとって非常な不幸なのである。だからこれから飼うことがあるとしてもあまり手間のかからない小鳥ぐらいだろう。

 最後に別の話題に繋げるためのちょっとした問題。正解した方が偉いというわけでもないのであまり考え込んだり調べたりせずに直感的に答えて欲しい。

問題

 次の文章はこの本の中でイヌを家畜化し始めた時代における人類祖先の想像上の1日が描かれた部分からの引用である。次の( A )に入る単語を答えなさい。

 彼らの指導者であった知恵のある老狩人は、数週間前に命を落としていた。(中略)集団は、いまはたった五人の成人男子によって支えられていて、そのほかは女や子どもたちであった。五人の男では、大きな猛獣の攻撃を撃退するのに十分というわけにはいかなかった。またリーダーシップを受け継いだ男は、前指導者ほどの経験も筋肉の力も身に備えていなかった。しかし彼の瞳は他の誰よりも輝き、その( A )は高く秀でていた。

おすすめ類書

おまけ

 かなり昔のネタ(のはず)だが目に留まったので備忘がてら。選曲が秀逸。犬もちょっとだけ登場。

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