2008 1/5

うみねこのなく頃に Episode1 真相解明読本

 まあ前作はつまんないという評価になりましたが、ひぐらしだって鬼隠し編だけのときにプレイしたらこの程度の感想だったかもなあという考え方もあり、今回で真価が計れるだろうと思って念の為やってみたんですけど感想は、

 難易度は極上? いいえ、ベアトとロリロリな仲魔たちのやりたい放題壊れ放題を楽しむだけの簡単なお仕事です。

 ……やっぱり面白くなかったです。前作は1回目だからそれなりに新鮮だったけど今回はそれもないし。ひぐらしが突然変異だったと考える他ないんですかね。

おまけ

 この時期に一本で新ジャンルを開拓したってのはすごいと思うんだ。nice boat事件ろくに知らなくても笑えるんだから知ってる人はどんだけ面白かったんだろう。

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2007 8/18

うみねこのなく頃に

プレイ前

 一応ひぐらしの竜騎士さんの次シリーズだからやっておかねばなるまい。

 プレイ前に今まで読んでなかった本家HPのキャラ紹介を見ておく。なんだこのいい具合にイカれた命名の数々、絶対に覚えられんからキャラ表でも作りながらやるか。

 右代宮(うしろみや)がなぜか「うだいかん」に読めて困る。さらに右代宮家の家紋=片翼の鷲が、FSSのナイトマスターの紋章に見えて、いつ剣を抜いて斬り合いを始めるのか気になって困る。

(ここから先露骨ではないもののネタバレあり注意)

開始

  • 金蔵 = 金蔵
  • 医者 = 南條
  • きれいなギレン = 源次

 ベアトリーチェってのがトップ絵の女性?=黄金の魔女? ベアトリーチェと言えば普通連想されるのは『神曲』。ダンテのだよ。いい曲を意味するネットスラングじゃないよ。

 ムービーと音楽はいい感じだ。

 キャラ紹介ラッシュ。

  • 圭一 = バトラ(戦人)
  • 富竹 = ジョージ(譲治)
  • 鷹野 = エバ(絵羽)
  • 香山さん = 秀吉
  • きたないブライトさん = ルドルフ(留弗夫)
  • エクソシスト = キリエ(霧江)
  • クララ = ローザ(楼座)
  • うー(梨花ポジション) = マリア(真里亞)
  • おじさん = ジェシカ(朱志香)
  • 婆っちゃ = 熊沢
  • スーパーひとし君(草野仁) = 郷田

 お社が落雷で消えた? うむ、それは間違いなくオヤシロ様のたたりじゃ。完。

 30ノットの漁船 = ただのギャグ補正でなきゃ不審船だろそれ。なんか話に関係してくる? ありうるから困る(笑)。

 『薔薇の名前』って単語が出てくるのは偶然……じゃないよなあ?

  • 隠し子属性 = カノン(嘉音)
  • 頭痛持ち = 夏妃
  • 姉さん = シャノン(紗音)

 解説婆その1:姉弟そろって金蔵の隠し子フラグ。

 やっぱりベアトリーチェ = 絵の女性 = 黄金の魔女の模様。

  • 無個性 = クラウス(蔵臼)

 解説婆その2:夏妃カワイソス

 黄金10t ≒ 250億円ぐらいか

懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。
川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。

鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へと旅立つべし。

第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
第四の晩に、頭をえぐりて殺せ。
第五の晩に、胸をえぐりて殺せ。
第六の晩に、腹をえぐりて殺せ。
第七の晩に、膝をえぐりて殺せ。
第八の晩に、足をえぐりて殺せ。
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。

魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。

一つは、黄金郷の全ての黄金。
一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。
一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。

安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。

 『そして誰もいなくなった』風味。古典。初日に六人死ぬとかすげえフラグ。でも10日も続くってのはありえんな。どう生かすのか。

 あるのにない薔薇。全体を貫くテーマとなるか?

 今回は表向きギャグはなしかと油断してたところでいきなりラピュタネタが。吹いた。無個性→ムスカに変更。

  • ムスカ = クラウス(蔵臼)

 富竹が死亡フラグ立てまくり。外見だけでなく時報も引き継ぐのか。

 ほんとに六人死ぬのね。やっぱりひぐらし以上に真面目に推理ものやる気はゼロか。

 えー? 一話目からオカルト確定ですか?

 「気遣い」が「気違い」にしか読めません! やばいです!(俺の目が)

終了

 あれもう終わり? 最後まで『そして誰もいなくなった』風味なのね。結論から言うとつまんなかったです。単なる劣化ひぐらしにしか見えません。

 まあそれでも退屈せずに一気に読める程度には面白いんだし、まだネタ振り段階で、ひぐらしも鬼隠し編しか出てないときにプレイしたらこんな印象だった可能性あるのも分かってる。

 見限るのは時期尚早かもしれないけど、ひぐらしと同じ構成を取るなら出題編が出そろうぐらいまでは放置かなあ。残念だ。

おまけ

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2007 3/4

ひぐらし礼

 ずっと感想書き忘れていたが一応プレイはしていた。賽殺し編、昼壊し編共に面白かった。

 特に賽殺し編は短めながらも、ひぐらしが一番面白かった頃の感覚が戻ってきたようでとてもよかった。ちなみにひぐらしデイブレイクはプレイしていないが昼壊し編を読むのに特に問題はなかった。

 祭囃子編も十分面白かったという感想を書いたことに偽りはないのだが、あくまで「ひぐらしの性質上、残された謎がなくなっていくにつれてだんだんつまらなくなっていくのは仕方がない」(この辺のエントリ参照)という予測を織り込んだ上で十分面白かった、ということにすぎず、本音は結構不満だったということがわかった。次回作も遠くない未来に出るようだが期待は大。

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2005 11/15

 ひぐらしをきっかけにサウンドベルをいくつかプレイしていて今さら気がついたことがある。それは、

 サウンドノベルにはループ世界・平行世界ネタがとてつもなく多い。

 ということ。そのこと自体には特に不審はない。選択肢があり、複数回プレイするサウンドノベルは、システム的・必然的に平行・ループ世界の概念を想起させるからだ。

 また、こういう説明もできる。サウンドノベルを作るのに必要な要素を貴重な順に並べると、

  • 背景世界
  • キャラクター
  • 画像
  • 音楽
  • プロット

 となると思われる。上に行くほど魅力的なものを新しく作るのに才能と時間が必要で、下に行くほどすでに太陽の下に新しいものはない状態に近く、適当に既存作品からインスパイヤしても問題ないという意味である。

 ボトルネックであるところの世界観やキャラクターに優れたものができたら、それを最大限に生かすべく平行世界やループネタを用い、プロットだけ取り替えて作品の分量を増やすのがもっともコストパフォーマンスが高いはずだ。

 すると今度は、なぜサウンドノベル以外でもルートやループが存在しないのかの方が不思議になってくる。小説なら画像と音楽がないため相対的にプロットの重要性が上がるだろうが、世界とキャラの設定がキモなのは変わらないはずだ。

 たとえば『風と共に去りぬ』が、

  • アシュレールート
  • レットルート
  • メラニールート

 の3ルート分書かれていたとしても面白いと思うし、『変身』が自分が一匹のばかでかい毒虫に変っていることに気づく朝から死ぬまでを何度もループする大長編小説だったとしても、やっぱり面白いと思うのだ。もちろん文学的評価は別として。

 ならばなぜなかったのだろう。それとも私が知らないだけなのか。単純に小説ではコストパフォーマンスがそれほど高くならないからなのか。あるいはこれから書かれるようになるのか。

 小説はさておき、映画ではある程度確実なことが言えそうである。映画にはサウンドノベルと違ってキャストという要素がネックになるが、CG映画にはそれもない。というわけで、

 もうすぐサウンドノベルのようなルート・ループを積極的に使った映画(とりわけCGの)が作られるようになる

 と予想しておく。最近のDVDによく収録されているアナザーエンディングは、作られた目的こそ違えどその先駆けのような気もする。

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2005 2/7

ever17 ~the out of infinity?~ style=

 ひぐらしのルーツ的作品の1つとして何度か良い評判を聞いたのでプレイしてみた。

 紹介ページ(公式)を参照の通り「ベタなギャルゲーの皮をかぶったサスペンスと見せかけて実は謎解きがキモ」というコンセプトは確かにひぐらしに通じるところがある。

 ミスリードを乱れ撃ち、どうしても解けない謎で気を引き、多少無理があってもパワーで押し切るという技術的な面もよく似ている。

 2人の主人公の視点と、それぞれ2人ずつのヒロインのルートを選択でき、4人全員のルートが終わると全ての謎が明かされる最終ルートが登場するという設定。

 最初の4ルートまでは「映画のアビスかディープブルーみたいな設定の無難でベタなギャルゲー風サスペンス」に過ぎないのだが、それらを伏線とした最終編は見事の一言である。

 ひとつひとつのネタはありがちなものばかりなのだが、それらの虚実(ミスリードと本ネタ)取り混ぜた組み合わせの妙、そして映画でもコミックでも小説でもできないサウンドノベルならではのトリックは、この分野で二度と越えられないのではないかと思わせるほどの迫力がある。

 ギャルゲー嫌いの私でも気にさせないほどのものなので、元からギャルゲーに抵抗のない方には文句なしにおすすめである。

 しかし、ひぐらしをやった後だと選択肢を選んで試行錯誤しながら同じような文章を何度も読まされるのが非常に面倒くさく感じてしまう。ネタバレ無しの攻略チャートを探して素直にそれに従ってしまう方がいいかもしれない。私はそうした。

 最初の4ルートの選択順は自由だが、流れ的にはオープニングムービーで登場する順に従うのがいい。ちなみに最終編のネタバレはこのゲームの存在価値を8割方無くしてしまうので絶対に避けること。

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