目下バカ検知ワードとして大活躍中の「クオリア」についての議論。
- 分子やエネルギーについて何もわからなかった頃の「フロギストン」や「カロリック」
- DNAや酵素について何もわからなかった頃の「生気」
- 素粒子や時空について何もわからなかった頃の「エーテル」
などと同様に、まだ神経や脳について詳細がわからない時代であるが故に抱くことが可能であるだけのどうでもいい概念だというのが著者の立場。
内容そのものは特に珍しいことはない。むしろ、それ以外の立場がこうしてまだ真面目な議論になるほど生き残っているのだということを奇妙に感じた。
やはり現在は、脳が理性と神秘と境界線上に載っている過渡期なのだろう。
参考リンク
関連書籍
おまけ
夢→『パプリカ』
by 木戸孝紀
tags:クオリア ダニエル・デネット 科学 書評 哲学 脳