私はあまりコレクション――使用するためではなく集めるだけが目的のコレクション――というものはしないたちだが、唯一雑誌の『ファンロード』を集めていた。
読まなくなってからの時代の分が、これまで何冊か欠けていたのだが、和田慎二の訃報をきっかけに思い出して久しぶりに調べたら、結構あっさりネットで買えた。これで本誌は創刊号から休刊まで全てコンプリートした。
二次創作・CGM・パロディ精神といった、今では2chやニコ動・pixiv・個人HPなどに舞台が移ってしまったような文化の、インターネット以前の姿を留める歴史資料として、今見てもけっこう興味深いと思うのだ。
本誌の復活は時代的にもう厳しいかもしれないが、最近ではJコミみたいな仕組みもあるし、過去のものだけでもどうにかならんものだろうか。
おまけ
by 木戸孝紀
tags:コレクション ファンロード 雑誌 日記
「スケバン刑事」漫画家の和田慎二さん死去
和田慎二氏 61歳(わだ・しんじ、本名・岩本良文=いわもと・よしふみ=漫画家) 5日、虚血性心疾患で死去。告別式は未定。
広島県生まれ。1971年、大学在学中に「別冊マーガレット」でデビュー。「超少女明日香」シリーズや「ピグマリオ」など少女漫画で活躍。テレビドラマ化、映画化もされた「スケバン刑事」は大ヒットした。現在は、「ミステリーボニータ」(秋田書店)で「傀儡師リン」を連載中だった。
(読売新聞 7月6日(水)11時19分配信 最終更新:7月6日(水)13時39分)
ううむ、ローディストとしては森勇気さんはどうしているのだろうか、というのが第一印象。
それにしても若いなあ。手塚治虫といい石ノ森章太郎といい横山光輝といい藤子・F・不二雄といい、すごい漫画家というのは長生きしちゃいけない決まりでもあるのか。
『スケバン刑事』は正直今読んでも面白いと思う。要するに『魁!!男塾』の少女漫画版みたいなもん(?)なので、少女漫画の中では男でも比較的読みやすい方だと思う。まだの人にはおすすめしてみる。ちなみにドラマのことは知らない。
おまけ
同じ高校生とは思えん。
by 木戸孝紀
tags:コミック ニュース ファンロード 漫画 訃報
全然報告の続きを書けていないトルコ旅行ですが、日程の最後の方でカッパドキアという場所で気球に乗ったのですよ。
その時に「気球といえばドラクエ4のリメイク版まだプレイしてないな」と帰国するやamazonでポチってしまったのがこれ。
勇者の名前を付けてすぐ『序章』で勇者が出てしまうため、嵐馬破天荒氏の勇者ふるちんネタがもう通じないのだなあと微妙にショックだったりする。
ゲーム的には、回復魔法のMPが下がってたりとか「めいれいさせろ」命令が使えたり、時の砂が何度でも使えたり思いっきりユトライズされているが、やはり変わらぬ完成度です。
おまけ
by 木戸孝紀
tags:DS ゲーム ドラクエ ファンロード 嵐馬破天荒
ファンロード休刊ですか。ここ何年かは買ってませんでしたが、ラポート時代までのは全て今でも保存してます。
ネット環境が充実し、文章ネタは2ちゃんねるに移り、画像ネタも自分のHPや朝目新聞やらに簡単に投稿可能になり、今やそれすら通り越してpixivやニコニコ動画に中心が移っています。正直時間の問題とは予想してましたが、感慨深いものがありますね。
おまけ
これは私も初めて見た……。やはりこんな環境下で紙媒体に生き残りの目は(ry
by 木戸孝紀
tags:ニュース ファンロード 雑誌
最初に謝っておきます。ごめんなさい。最初にこれ↓
を読んだときは「原作が原作だからいくらなんでもそこまで酷いわけないでしょ。あからさまな釣りタイトルでアクセス狙い必死すぎクスクス」とか内心思ってましたが今は120パーセントほど同意。貞子は言い得て妙だわ。
正直「これはひどい」ってレベルじゃないぞ。私の知る限り空前のひどい漫画映画化どうやったら『蟲師』を原作に血まみれB級ホラー映画を作れるんだ!?
原作から「柔らかい角」「筆の海」「雨がくる虹が立つ」「眇の魚」と比較的良い話を元ネタに選んでいるのに、各エピソードの最も大切な要素を削って最もあり得ない要素を付け加え、全てのキャラが最も言って欲しくないセリフを吐きまくる。
大友克洋は紛れもない天才だし結構好きだったけど、これの監督かと思うともう一生まともに見られないかもしれない。
まあある意味これも天才の業には違いない。何か原作に恨みがあってわざとひどいものを作ろうとしたって普通の人間にはここまでひどいものは作れないぞたぶん。
ああ映写機のレンズが歪んでるのかと思うようなヘタクソな題字を見、『遊星からの物体X』を思い出させるようなヘンテコなオープニング音楽を聞いた時点で席を立てばよかった。
唯一の救いは新聞屋からもらったタダ券で観たので金銭的被害がゼロだったってことだ。
無理にでも良いところを探せば虹蛇の映像化が思ったより綺麗だったことか。しかし価値があったと思うのはそのシーンの10秒やそこらぐらいのみ。残りはできることならば私の記憶からもこの世からも抹消してしまいたい。
原作好きな人は絶対観ちゃだめ。まだ観てない人は悪いこと言わないから原作かアニメから入ることを強く勧める。不幸にも映画を先に観ちゃった人は何かの間違いだと思って忘れた方がいい。
もちろん私がアフタヌーン四季賞どころかファンロードにプロトタイプ『虫師』が載ってた頃からの古いファンなので原作至上主義に陥って冷静に観れてない部分は絶対あるだろう。疑ってくれてもいい。でも観に行って後悔しても責任取れないよ。
by 木戸孝紀
tags:ファンロード レビュー 大友克洋 蟲師
ファンロードで伝説のパロディマンガ投稿者だった嵐馬破天荒氏のネタを保存しているサイト。
前から存在は知っていたが朝目新聞に取り上げられていたので、便乗しておすすめしておく。
元ネタさえ知っていれば今読んでも面白いので、まずは魁!男塾ネタあたりから読んでみてほしい。
少し前にジャンプ放送局の有名投稿者が放送作家になっていたという話題があった気がするが、この人が今何をしているのかもすごく気になる。
by 木戸孝紀
tags:コミック パロディ ファンロード 嵐馬破天荒
ウルトラセブン欠番問題専門の同人誌を製作されている「12話会」の取材に協力させていただきました。
協力とは言っても収集している「ファンロード」のバックナンバーを提供しただけですが、こういう自主規制で闇に葬られているネタを掘り返すといった話には目がないので多少なりとも役に立てて嬉しいです。
これまで発行された2冊をいただきましたがどちらも300頁以上というボリュームで、まだほんの一部にしか目を通せていませんがすごい意気込みを感じます。
3冊目もいい本になることを願っております。関心のある方は(ない方も)一度「12話会」のサイトを尋ねてみてください。
by 木戸孝紀
tags:ウルトラセブン ファンロード 欠番 同人誌 特撮