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2010
1/10
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政治や文化の歴史は、振り子のように左右に振れるというが、この人口に膾炙したイメージは、いささか単純すぎると思う。
歴史は一度きりの現象で、決して繰り返したりはしない。もちろん、
歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む。
The past does not repeat itself, but it rhymes.
という言葉がすでにあるが、振り子という極めて視覚的にわかりやすいイメージを、これで上書きするのは困難な気がする。
そのために役に立つイメージを考えるなら、とても傾斜の緩い螺旋階段だろうか。この螺旋階段を上る点を、少し離れたところから見ると、左右に揺れているだけのように見える、ということ。
おまけ
螺旋→らせん→貞子

木戸孝紀