2010 6/20

『告白』

 いかにも生徒にナメられてそうなシングルマザーの教師(松たか子)。言うことも本やテレビからの引き写しみたいで、さえないことこの上ない。しかし……。

 フッフッフッ 史上最弱が・・・・・・最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィ マギィーーーーーーッ!!

 おっと躊躇なくジョジョネタが出てしまった。でも、ホントにそんな感じの作品。「殺したのは、誰?」的なコピーから推理ものに近いのかと思っていたが、その誤解が解けてからは、ずっとニヤニヤしっぱなしで見られた。

 最高の露悪ギャグにして風刺ギャグ・松たか子の鬼気迫る演技・「なわけねーだろバーカ!」を何度繰り返すば気が済むのかという複雑なプロット。どれも大変レベルが高い。

 私は鑑賞中、次のような作品を連想した。

 これらが好きな人にはツボにハマる可能性が高い。

 邦画としては『おくりびと』以来の大当たりかも。後々の評価はともかく、瞬間風速なら、むしろ上回るだろう。

 原作小説未読だが、私の見る限り小説の方が良いのではないかと疑わせる要素はなかった。15禁で相応のグロ(流血)あり。それが許せる人には是非おすすめ。

*1:ただし冒頭の台詞は3部。

おまけ

 無論こういう告白ではない。

by 木戸孝紀 tags: ブックマークに追加する