戦争

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2023年4月版

『ダチョウはアホだが役に立つ』★★  塚本康浩著。最初タイトルを見たときは、いつかのマンボウ最弱伝説みたいなネット発のネタかと思ったが真面目にも科学的にも面白い。 『ウクライナ戦争』★★  小泉悠著。時事。 『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』★★★★★  原題"Critial Cynical Theories How Activist Sch...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2017年6月版

『Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語』★★★  石川洋資著、西山勇世著。自分で使うあては当面ないが。Scalaで見覚えある機能が多く、普通にアプリ作るのにこれ使えるなら、いいなあ、という印象。 『自己変革するDNA』★★★  太田邦史著。ビジネス系自己啓発本と間違われそうなタイトルだが、これは文字通りに生物のDNAの本。結構面白い。 『イノベーションはなぜ途絶えたか ─...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年12月版

『あんぱんまん』★  やなせたかし著。もちろん訃報から。 『動物の言い分 人間の言い分』★★★★★  日高敏隆著。この手の本は結構読み慣れているはずだが、それでも相当面白かった。この方『ソロモンの指環』や『利己的な遺伝子』の訳者だったのか。今まで意識してなかった。不覚。 『ピーター・リンチの株の教科書―儲けるために学ぶべきこと』★★★  ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。原題"LEAR...
政治経済社会

「核しか持たない軍隊」は「”F**k You!!”しか言えない外交官」と同じ

あまり時間的に余裕がないので、また没ネタ掘り起こし。 「核兵器さえ持てば他の兵器はいらないんじゃないの?」という疑問への回答 - 【移転済】リアリズムと防衛を学ぶ  を読んでいてタイトルのような表現が頭に浮かんできた。  まあ戦争が外交の延長であるということを認める人には、ほとんどトートロジーであろうが、一言で要点を記憶するにはいいのではないか。
政治経済社会

P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』

『戦争請負会社』『子ども兵の戦争』の著者P・W・シンガーの本。面白い。これはかなり面白いぞ。  米軍無人機の活躍を見ることはもはや珍しくもなくなっているが、誰の想像も及ばぬほどのスピードで変化していく戦争の現在と未来。 第一部:私たちが生み出している変化 第二部:変化がもたらすもの  と分けられているが、第一部の方が面白いかも。  現実の面白さもさることながら、著者のSF知識も相当のもので、ちょっ...
映画・ザ・ムービー

『パンズ・ラビリンス』 オススメ度 9/10

町山智浩のポッドキャストで知って観たいと思っていたもの。結論から言うとすごく良かった。  蛙のあたりまでは正直なんだこれと思ってたが、どんどん良くなっていく。ダーク・ファンタジーという呼び方がこれほど相応しい映画もない。  ファンタジーパートでは、どう見てもあの日本妖怪(?)なクリーチャーが、浮いてるけど異彩を放ってていい感じ。現実パートでは大尉の危険さの描写がたまらん、イングロリアス・バスターズ...
政治経済社会

P.W.シンガー『子ども兵の戦争』

『ブラッド・ダイヤモンド』から連想して借りてきた少年兵問題の本。  少年十字軍みたいな集団狂気や末期のヒトラーユーゲントみたいなヤケクソはあれど、あくまで例外であり、有史以来古今東西を問わず子どもが軍事に関わるのは常にタブーとみなされていた。  しかし、今子供兵はかつてなく増えている。現代の紛争地域では、正規軍の装備や練度も大したことないし、狙いがソフトターゲットであることも多く、軽くて取り扱いの...
政治経済社会

クリス・ヘッジズ『本当の戦争―すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄』

こういう「冷静な頭と温かい心」的な感じは好き。そでより。 戦場特派員として、15年にわたり、中南米、アフリカ、中東、バルカン半島など、世界中の紛争地をかけめぐって報道してきた前線記者が、豊かな経験を活かし、戦争とはなにかをQ&A方式で事細かに示したのが本書である。 現代の強力な武器や爆発物が、命を奪うだけでなく、人間にどんな傷を残すのか。現役の兵士や退役軍人、さらには医師、心理学者などに取材を重ね...