老荘

文化芸術宗教

『老子』要約

『老子』は元からそんなに長くないですが、現代語訳ではなく要約です。  重複していたり、現代の視点から見て意味をなさないようなこと*1は省いて順番を並べ替えたりしています。 『老子』  道*2として示せるような道は道でなく、名として表せるような名は名ではない。無名*3が天地・万物の生まれ出る根本である。  車輪の働きが中心の穴*4にあり、器や家の働きが中の空間にあるように、道は空虚でありながら、その...