2009 8/22

日本版ボートマッチ

 ただの話の枕で、別にそんなに良くできたアンケートとも思わんから、これの結果がこう出たからというわけではないのだが、まあ今回は普通に民主でいいんじゃないの。

 そもそも選挙というものは、合法的・平和的に定期的に権力者を交代させるためのものであって、こんだけ自公連立が続いた後でなお与党に入れていいのは「もう現政権が私に便宜を図ってくれちゃってくれちゃってどうしようもないんです!」……って人だけよ。

 あと若い人は若年層の投票率上げるためだけにでも投票には行くようにして頂戴。どこに入れるにしても。

おまけ

 私なーどーいないもいっしょ♪

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2008 11/4

合衆国再生―大いなる希望を抱いて

 アメリカ大統領選挙の投票日である。私は当初「オバマがなってくれればいいが結局マケインが勝っちゃうんだろうな……」ぐらいに考えていたクチなので、ペイリンと金融危機には感謝せねばなるまい。

 ほぼ間違いなくアメリカ史上初の非白人大統領誕生となるわけだが、私が今思い出すのはドラマ『24』や映画『ディープ・インパクト』で見た黒人大統領の姿だ。

 私はこのようなフィクションがオバマ大統領の誕生に影響を与えたであろうということをかなり真剣に考えている。人間に新奇な物事に対する厳しい拒否反応が存在することはどうしようもない事実だ。そして、たとえフィクションでも見慣れたことに対する抵抗感は少なくなるのもまた事実だ。

 リンク先の引用部分にあるような、そう考えることが公民権運動の過小評価に繋がるのではないかという懸念はまったく的外れと考える。公民権運動がなければ、そもそも映画やドラマで黒人大統領が真面目に描かれるようにならなかったに違いないからだ。

 人はパンのみにて生くるにあらず。夢と現実は、尺取り虫の前半分と後ろ半分のように常に互いを押し上げ・引き上げあっていくものだ。どちらかを過大評価するとか過小評価するとかいう考え方は無意味だ。

おまけ

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2005 9/12

 選挙は大体予想通りだった。争点が争点の選挙だったと言われているが違う。誰も争点など重視していなかった。有権者が最も重視する政策が年金等社会保障と答えているのに結果が小泉大勝だったのだからそれは明らかである。

 野党は惨敗どころか相手にすらなれていなかった。実際は解散の時点で勝負はついていた。今生きているほとんどの日本人は生まれてこの方

 政治 = 醜い利権奪い合い

でありそれ以上でも以下でもないという「常識」の元で生きてきていた。セイジというのはギインという不思議な生き物がナアナアという価値観で行うものでセンキョに行くというのはなんとなく格好悪いことだと思ってきた。

 それなのに小泉は分裂選挙になったら負けると予想されていたのに、つまり自らの政治生命を失い、族議員の恨みを買う、党は議席は減らし、郵政票は失う、と何一つ自分・自党・自派閥の得にならないはずの解散総選挙に打って出た。

 政治家は綺麗事の嘘しか言わない

という「常識」の元で生きてきた国民が「国民の信を問う」という小泉の言葉が単なる決まり文句などではなく、政治理念に基づいたものであることが単純に消去法で確信することができた。

 多くの国民が、まるで生まれて初めて「政治家」を見、生まれて初めてその声を聞き、生まれて初めて投票権を与えられたかのように感じたのである。

 これでは小泉に何かやらせてみたくなって当然だ。これが今回の小泉フィーバーの本質で本当に「歴史的」な出来事だったのはここである。郵政一本化(争点を絞ってわかりやすくする)や刺客戦術(著名人候補でマスコミの注目を集める)などということは前例がなかったわけでも今回の選挙に特別なことでもない。

 今回「首相は説明不足」というのも定型句のようによく聞いたが、このネット時代に政敵はともかく有権者が「説明不足」などと言うのは自らの無関心の言い訳としか思えない。このブログでも郵政民営化について今さら何か言おうとは思わない。興味があれば自分で調べて自分で考えればいい。

 手放しで褒めちぎっているように見えるかもしれないが、小泉盲信でも白紙委任でもないというのは他の誰かが十分言ってくれているからもういいと思っているだけだ。

 それにこれからの小泉政権の政策が仮に失敗するとしても、すでに今回の選挙は十分な価値があった。「有権者の投票が実際に政治を動かした(という実感を有権者が得た)」そして「政治のリーダーシップで大きな抵抗を押し切ってとにもかくにも改革を行った」という前例を作ったことだ。前例主義の日本でこれがどれほど大きいことか。

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