これも町山智浩のPodcastで知って、見たいと思っていたもの。
原題”Idiocracy”。字面的には『愚民主主義』、内容も加味すると『バカ民主主義』ぐらいの意味合い。『20世紀少年』にあやかってるのは、おそらく日本配給時の苦肉の策で、まったく関係ない。
軍の冷凍睡眠実験に参加したごく平均的な男が、トラブルで忘れ去られ、500年後に目覚める。500年の間にバカばかりが子作りに励んだのでアメリカはバカの国となり、ごく平均的だった主人公は今や世界一の天才となっていた……。
というストーリー。アメリカ社会への風刺としちゃわりと秀逸。そこに興味がなく、単に何か面白い映画が見たいというだけの人には薦めない。終始下品ネタ満載注意。
参考リンク
おまけ
by 木戸孝紀
tags:DVD アメリカ 映画 風刺
ポスタルという一部で有名な残虐洋ゲーのシリーズがございます。初代は単なる虐殺作業ゲーでございますが、二作目の『ポスタル2』は強烈な社会風刺がゲーム性と見事に結合して、ひとつの巨大なブラックジョークの塊となった世界を満喫できる、不謹慎ゲー史上稀に見る大傑作なのでございます。
史上とは言いましても、私はそもそもグロですとかホラーですとかは幼少の頃から大の苦手でございまして、まともにプレイできた残虐ゲーなどこれぐらいしかないのでございますが、これだけはおつむが正常な大人なら一度はプレイして損はないのではないか、と申し上げる次第でございます。
そのポスタル2が何をトチ狂いやがりましたか映画化されることに相成りまして、事前の予想は何処でも「どーせ低予算でつまらん規制ばかりかかった糞映画化だろ」程度のものだったのでございますが、トレイラーを拝見いたしますと、規制どころか原作を上回るほどのカオスになってしまわれた可能性が高いのでございます。
サムネイルの時点で勘の鋭い方はすでにオワタ?(^o^)/と思われましたでございましょう。ポスタル2をプレイしていなければほとんど理解不能でございましょうが、その危険さは十分に御理解いただけたことでございましょう。
ちなみに本編の一部もさる動画サイトで拝見いたしましたのでございますが、トレイラーが文部科学省推薦作品に見えてくるような超グロ・超卑猥・超不謹慎でございますので! 厳重注意!! させて頂きたく存じ上げ奉ります。
おまけ
オワタつながりでございます。
by 木戸孝紀
tags:ゲーム 映画 政治 風刺
やはりメル・ブルックスの爺さんはさすがだなあと思わせられた。お下品&ブラックなネタ連発のミュージカルコメディ映画。
ギャグのセンスさえ受け付けられればこの分野では並ぶ者はいないと思う。どうしても下ネタやブラックジョークがダメという人以外には文句なしにオススメする。変に頭を使うことなく素直に歌と踊りとジョークを楽しめばいい。
だが、原作が1968年の作品だということは知っていないと、ヒトラーネタをはじめとするブラックジョークの持つ意味が微妙に違ってくると思われるので、これから見に行く人はそのことだけ頭に留めておくといいかもしれない。
by 木戸孝紀
tags:ギャグ ブラックジョーク メル・ブルックス 風刺