ビジネス

WEB情報通信

渡辺千賀『ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)』

Chika Watanabe/渡辺千賀: テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし  の方の本。出た当初にamazonで買ったのだけどなぜかずっと読んでいなかった。  やはりシリコンバレーの話は面白い。eBayで名前を綴り間違って検索ヒットせずに安値になっている品物を買い、正しい綴りに直して売り出し利益を上げる「バカ・アービトラージ(筆者命名)」の部分が妙に笑いのツボにはまってしまって困っ...
WEB情報通信

Joel Spolsky『Joel on Software』

1年ちょっと前UIEJに就職することが決まった時まずプログラミングに関する本をいろいろ買い込んだが、その中で一番面白かったのがこれだった。  1年たった今もう一回読み返してみたらもっと面白かった。来年また読んだらもっと面白くなっているだろうか?
政治経済社会

アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

知りもしないのにいつの間にかアマゾンアソシエイトの売り上げの中に入っていたこの本。この手の自己啓発本はまったく読まないのだが買ってみた。  ちょっとは期待したのだがやっぱりあまり面白くなかった。「悪いことは自分のせい、良いことは人のおかげ」という要点をいろんなたとえ話で繰り返しているだけ。  元はアメリカで売れた本らしいが、まあ欧米では斬新に感じるのはわからなくはない。しかし日本ではそんなの啓発さ...
ゲーム森羅万象

斎藤由多加『ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術』

タイトルが面白かったので衝動買いした『シーマン』や『ザ・タワー』の開発者のショートエッセイ集。全体を貫いて繰り返し登場する 時間・機会・手間のコスト スタンダードであることの強さ 人間の解釈に合わせた情報の出し方  といった視点はゲームに関係なく現代社会を生きる上で重要であろう。各章が短くてパッと読めるし全体の分量も適度なので万人におすすめ。
WEB情報通信

大橋禅太郎『すごい会議 短期間で会社が劇的に変わる!』

『すごい起業』と同じ著者だが、著者自身の経歴についてはそちらの方が詳しく、かぶる部分が多い。  肝心の会議についての内容はややありがちというか順当な内容に感じた。それでもとりあえず以下の2点は頭に残った。 終わった時どんな成果を得ていることを期待するか?(目的から考える) まず紙に書いてから発表する(まとめてから話す。まわりに流されない)