経済

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2025年2月版

『自省録』★★ マルクス・アウレーリウス著。何がきっかけだったか忘れたが再読、過去にも読んだことあるような気もするがそれがいつだったかも忘れた。たしかに時の試練に耐えるだけのことはあると思う。『不自然な宇宙 宇宙はひとつだけなのか?』★ 須藤靖著。『数学的な宇宙』をブルーバックスに圧縮したような感じ。『現代語訳 学問のすすめ』★★★★★ 福澤諭吉著、斎藤孝翻訳。これも初めてではないはずだが、新訳の...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2023年12月版

『親切の人類史――ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』★ マイケル・E・マカロー著。最近(?)ありがちな内容ではあるが。『給料: あなたの価値はまだ上がる』★ デイヴィッド・バックマスター著。すごく面白いわけではないけど、あまり読んだことない切り口だったので。『君たちはどう生きるか』★ 吉野源三郎著。主に宮崎駿の映画のせい。時代を越えて話題になるだけのことはあるけど、それだけか。『進化的人間考』...
未分類

おすすめ本書評まとめ2023年1月版

『存在しない女たち: 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く』★★ キャロライン・クリアド=ペレス著。最近流行りの(?)ネットスラングではない普通のフェミニズムの本。良いと思う。『なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化』★★★★★ トム・スコット=フィリップス著。真の言語コミュニケーションには再帰的読心能力が必須であるという話。言語の話題ではいつ以来か...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年9月版

『21世紀の啓蒙: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』★★★★★ スティーブン・ピンカー著。原題 "Enlightenment Now"(啓蒙を今)。素晴らしい。内容についてはshorebird先生にお任せ。訳書情報 「21世紀の啓蒙」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀: 公正な社会への資本主義と民主主義改革』★★★★★ エリック・A・ポ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年2月版

『いまさらですがソ連邦』★★★★ 速水螺旋人(著、イラスト)、津久田重吾(著)。Kindle Unlimitedのキャンペーンで読んだけど、面白かった。『数学パズル大図鑑: 名問・難問を解いて楽しむパズルの思考と歴史』★★ イワン・モスコビッチ著。フルカラーかつ大きめで楽しい。パズル的にも水準高し。『交雑する人類―古代DNAが解き明かす新サピエンス史』★★ デイヴィッド・ライク著。専門的。個別には...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年4月版

『Goならわかるシステムプログラミング』★ 渋川よしき著。最初の一冊には向かないけど、いい。『消費資本主義!: 見せびらかしの進化心理学』★★★★★ ジェフリー・ミラー著。素晴らしい。shorebird先生のところで大まかな内容を知っていたにも関わらず詳細も大変面白かった。訳書情報 「消費資本主義!」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『気づきのセラピー―はじめてのゲシュタルト療法』...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年3月版

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』★ ピーター・ティール著、ブレイク・マスターズ著。ちょっと面白い。『外来種は本当に悪者か?: 新しい野生 THE NEW WILD』★★ フレッド・ピアス著。前から興味ある人にとっては当たり前というか、もはや藁人形叩きの領域に達しているところもあると思われるが、基本いいと思う。『経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い』★★★★ チャールズ・ウィ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2017年7月版

『ヒルビリーエレジー』★★★★★ J・D・ヴァンス著。トランプ現象がらみで読んでおくか、程度のつもりで借りたが、単純にめちゃくちゃ面白かった。もちろん現代アメリカ理解のためにも役立つ。『大いなる天上の河』★★★ グレゴリイ・ベンフォード著。『BLAME!』映画化の影響で再読。初めて読んだのは大分前。直接の元ネタのひとつとして知られる。『ゲーム・プレイヤー』★ イアン・M. バンクス著。何かで思い出...