おすすめ書評まとめ カラスヤサトシ小特集 妻経由で知って結構いろいろ読んでしまったカラスヤサトシ作品の小特集。 『オレなんかが親になって大丈夫か?』★★★★ カラスヤサトシ著。育児4コマ。いろいろ思い当たることがあって面白い。 『オレは子をみて育とうと思う』★★★★ カラスヤサトシ著。上の直接の続編か。 『エレガンスパパ』★★★★★ カラスヤサトシ著。やはり育児ネタ。総合的に一番面白かった。 『結婚しないと思ってた オタクがDQNな... 2015.8.19 おすすめ書評まとめ
科学技術哲学 鹿野司『サはサイエンスのサ』 サはサイエンスのサ:ハヤカワ・オンライン(目次) サはサイエンスのサ くねくね科学探検日記(公式) 巡回先にも入っている『くねくね科学探検日記』の鹿野司によるサイエンスエッセイ集。 語り口は実にくだけた感じで、ネットスラングやマンガネタも入るし、イラストもとり・みきで軽妙な感じだけど、内容そのものは極めて正統派。上のリンクから目次を見てもらえば雰囲気は掴めるだろう。 話題の幅が広いわりに奥も... 2010.3.27 科学技術哲学
アニメコミック 荒川弘『百姓貴族』 荒川弘さんの農家エッセイ漫画『百姓貴族(1)』(新書館)が面白い - みやきち日記 経由で知る。これは確かに最高級に面白い。 もっと人を殺しましょう 神は細部に宿り給う で以前注目したように、『鋼の錬金術師』は、現代少年マンガを薄く広く覆っている「不殺」的発想を一歩破って進んでいるように見える。 このことが、作者荒川弘の農家出身という属性に寄っているのではないかという考えは以前から持っていた... 2010.1.22 アニメコミック
科学技術哲学 スティーブン・ジェイ・グールドのエッセイ中で一番好きな部分 紙を整理していたら昔メモったものが出てきた。 収録の本がどれだったか思い出せないがジョー・ディマジオの連続安打の話の最後の部分であるのはほぼ間違いない。 何かで言及する機会がありそうだからここに書き写しておこう。 ある生物種の歴史や、混沌とした世界で途切れずに続いてゆくことが必要なあらゆる自然の現象は安打の連続記録のように進んでいる。全ては限られた賭金で無限の資産を持つ親に立ち向かうギャンブ... 2007.9.18 科学技術哲学