ポスタル

文化芸術宗教

ジェイムズ・M.ケイン『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』

「内容は知らなくても名前は知っている小説コンテスト」なんてものがあったら、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?とトップを争いそうなこの作品。  昔は『POSTAL』みたいな話だと思ってました。というか、この小説が元で郵便配達夫がキ○ガイの代名詞になったのかと勘違いしてました。  しかし、内容は全然違います。犯罪ものには違いないのですが1934年の作品ということもあり、主人公は現代の視点から見ると至っ...