おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2022年9月版 『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』★ グレッチェン・マカロック著。ちょっと面白い。「絵文字」の発明と一般化は人類史的に意外に大きな一歩になるかもしれないと思うようになった。 『国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ』★★★ ピーター・ターチン著。まだまだ始まったばかりの分野という気はするが、それだけに興味深くもある。 『モテるために必要なことはすべてダー... 2022.9.4 おすすめ書評まとめ
科学技術哲学 意識の報道官モデルと『神々の沈黙』 最近の話ではないが、『だれもが偽善者になる本当の理由』を読んだ時に思いついたこと。まだかなり曖昧というか本当に思いつきレベルの乱暴な話だが一旦まとめる。 この本で提唱されている「意識の報道官モデル」というのは、意識の役割は大統領報道官のようなもので、大統領にとって不利な事実は知らない方がいいし、実際に知らされていない、というもの。 基本的にいいところをついているように見えるのだが、これが本当に... 2016.3.7 科学技術哲学