水棲類人猿説

科学技術哲学

シャロン・モアレム ジョナサン・プリンス『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』

病気と進化の関係というのは比較的新しくかつ面白い、ホットな話題の1つ。これとかも面白いしね。この本も面白いんだけど、1章のへモクロマトーシスについての話で、  そもそも瀉血という行為が世界中で何千年も続けられてきたという事実は、この行為に何らかのプラス効果があるということを示している。瀉血療法を受けた人が皆、死んでいたら、こんな治療法はあっというまに姿を消していたにちがいないからだ。  ひとつだけ...
政治経済社会

栗本慎一郎『パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか』

序章 それは病から始まった 第一章 ヒトはいかにじてヒトになったのか――そしてなぜなったのか 第二章 現代に至るパンツ 第三章 同時多発テロと国際関係、あるいはグローバリズムというパンツ 第四章 ユダヤ人の起源の謎 第五章 政治陰謀としてのビートルズ 第六章 結論ヒトはどうすれば生きていけるか、あるいは生きていく価値があるのか  栗本慎一郎というのはガイア教シリーズで水生類人猿説を見ていたときに頭...