自己啓発

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2025年3月版

『エッシャー完全解読――なぜ不可能が可能に見えるのか』★★★★★ 近藤滋著。過去の著書も両方面白かった近藤滋先生。ありそうでなかった話でめちゃくちゃ面白い。『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』★★ 林智裕著。いわゆる風評加害やキャンセルカルチャーの話。個人的には目新しさはないが、目下重要な話であるし、日本の本でちゃんとまとまっているのは貴重では。著者のもう一冊も読んでみようと...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年2月版

『ビジュアル 数学全史――人類誕生前から多次元宇宙まで』★ クリフォード・ピックオーバー著。「ビジュアル」に関してはもちろんおまけ程度だけど、数学ネタ集としては十分いい。『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』★★ エリック・バーカー著。原題"BARKING UP THE WRONG TREE The Surprising Science Behind Why Everythi...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2016年12月版

『やりとげる力』★★★★ スティーヴン・プレスフィールド著。なんか独特の勢いのある自己啓発書。ちょっとアブない感じすらする。『よぶこどり』★ 浜田広介著、いもとようこイラスト。『宇宙家族カールビンソン』の元ネタと聞いて。『進化は万能である: 人類・テクノロジー・宇宙の未来』★★★★ マット・リドレー著。内容はかなりいいのになんたるクソ邦題。原題"The Evolution of Everythin...
未分類

おすすめ本書評まとめ2016年9月版

『東方外來韋編 Strange Creators of Outer World. 弐』★ ZUN他著。東方雑誌2番目。まだ「お布施と思って」レベルか。『ストーナー』★★★★★ ジョン・ウィリアムズ著。確かに地味な小説のはずなのに、なんとも面白い。自分も所帯持ちとなったからか、うまくいってない家庭の描写とか、なんか鬼気迫る感じ。『ストーナー』読んだ。 - 沼の見える街『濃縮メロンコリニスタ』★ ニャ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2014年12月版

『リスクを取らないリスク』★★★ 堀古英司著。ありがちな自己啓発本のような、いまいちそそらないタイトルだが、まともな経済・金融本。おすすめ。『カエルを食べてしまえ!』★ ブライアン・トレーシー著。こちらこそありがちな自己啓発本だけど、的を絞っていてよい。『ねずみに支配された島』★ ウィリアム・ソウルゼンバーグ著。『捕食者なき世界』と同著者。やはり思想的にはいけ好かないが、興味深いのは否定できない。...
WEB情報通信

藤沢晃治『頭のいい段取りの技術』

弾さんがえらくお薦めしてたように見えたので買ったけど……アレ? よく見たらちゃんと今年最も速く読了した本。何と一分を切っていた。 って書いてあるじゃん! ちゃんとエントリ読まない自分が悪いんだけどさ。この本自体も内容的には悪い本じゃないんだがamazonプライムで買いやすいからって安易にポチってしまう傾向は直さねば。おまけ “段”しか共通点がないゾ。【ニコニコ動画】ASIMO、階段を登る
政治経済社会

アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

知りもしないのにいつの間にかアマゾンアソシエイトの売り上げの中に入っていたこの本。この手の自己啓発本はまったく読まないのだが買ってみた。 ちょっとは期待したのだがやっぱりあまり面白くなかった。「悪いことは自分のせい、良いことは人のおかげ」という要点をいろんなたとえ話で繰り返しているだけ。 元はアメリカで売れた本らしいが、まあ欧米では斬新に感じるのはわからなくはない。しかし日本ではそんなの啓発される...