アニメコミック 荒川弘『百姓貴族』 荒川弘さんの農家エッセイ漫画『百姓貴族(1)』(新書館)が面白い - みやきち日記 経由で知る。これは確かに最高級に面白い。 もっと人を殺しましょう 神は細部に宿り給う で以前注目したように、『鋼の錬金術師』は、現代少年マンガを薄く広く覆っている「不殺」的発想を一歩破って進んでいるように見える。 このことが、作者荒川弘の農家出身という属性に寄っているのではないかという考えは以前から持っていた... 2010.1.22 アニメコミック
政治経済社会 藤原辰史『ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」』 今もシュタイナー教育などに名を残し、真面目に受け取っている人もいるルドルフ・シュタイナーと有機農法の話から始まって、自然を愛し全ての生命と共生しようという思想がなぜ大量殺人のような結果を生んだのかを巡る話に繋がっていく。 私はこれとかこれとかナチスネタには目がないのだが、この本と『ナチスと動物』『健康帝国ナチス』の2冊はどれも素晴らしく、“いまここにいるナチス”三部作とでも勝手に命名しておすすめ... 2008.11.7 政治経済社会