ジュリアン・ジェインズ『神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡』

神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡

 事前の情報からは明らかに期待できない内容なのだが、『神は妄想である』の中でドーキンスの兄貴が、

この本はタイトルからうかがえる通り、奇妙な本である。まったくのトンデモ本か本物の天才の傑作であるかのどちらかで、中間では絶対ない! おそらく前者だろうが、賭けるのはやめておこう。

 とか書いてたから、一応目は通しておかねばと思って読んだ。どう見てもトンデモ本です本当にありがとうございました。

 なんで賭けるのをやめておこうと思ったのか教えてもらいたいものだ。まったく兄貴は意外とこういうハッタリに弱いところがあるから……おっと、これは先々書こうと思っているネタに関わるからまだ出さないでおこう。

 関係ないが、今回初めて書籍電子化の効果を実感した。PDF化された『神は妄想である』に“神々の沈黙”で検索をかけて、一発で引用部分を引き出すことができた。OCRの間違いを多少校正してやる必要はあったが。

おまけ

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