時間

政治経済社会

水木楊『人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出』

 キーワードは「金は時なり」。平日の時間全てを自分の時給ベースで考えるという本。時給は年収を2000で割れば大雑把には出る。  いわゆる定年離婚というのは、夫婦間の時間不平等とその落差の大きさが遠因であるとか。データに基づくものではなさそうだが、理屈は正しそうだ。夫婦共働きで家事も分担すればその不平等は減らせる。 時間戦略A モノはできるだけ持たない 時間...
日常の一コマ

ワーク・ライフ・バランス

 結婚して自分が変わったなと思うことは、これまでよりもっとお金がほしくなったこと、そしてワーク・ライフ・バランスを意識するようになったこと。  今までは、単に仕事をして、残った時間で趣味なり勉強なりする、という順序で何も考えずに済んでいたが、これからはそれではだめで、家庭生活・家族サービスとのバランスを考えないといけない。 私のTODOリストの先頭にあるもの...
文化芸術宗教

24時間表記からAM・PM表記への変換

 時刻をam/pmの表記に変換しなければならない機会があったのだが、ググったりWikipediaで午前と午後を調べたりしても、いまいち確信が持てない。  最終的に一番信用できるソースとしてたどり着いたのは、グーグル神様と双璧を為すもう一柱の現代の神、神アプリExcel。  エクセル神様のご託宣は以下の通り。なるほどAM/PMだと0時というものはないのね。12:3...
科学技術哲学

ブライアン・グリーン『宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体』

 あなたの住んでいるスペースコロニーが何かのはずみで、物理法則は同じだけど他に何もないからっぽの宇宙に一個だけ迷い込んでしまいました。  さて、このコロニーは自転によって人工重力を維持することが、 できる(他に何もなくたって空間に対して回転してるんだからできるよ!) できない(他に何もなければ回転しているという概念には意味がないのだからできないよ!) ...
科学技術哲学

スティーヴン・ジェイ グールド『暦と数の話―グールド教授の2000年問題』

 365番目のエントリなので、暦にちなんだ本を紹介。  グールドは進化論関係ばかりでなくてこんなのも書いている。サヴァン症候群の息子に触れている部分などは、他の本では見られなかった彼の側面が見られて面白いだろう。  日頃なにげなく使って当たり前だと思っている年月日、曜日の概念にも様々な歴史があることがわかって少し違った気分で生活できるようになるかもしれない。 ...
科学技術哲学

電光掲示板は「いつ」動いているのか?

 「自分に見えているこの世は全て自分の脳が作り出した幻なのではないか?」というのは、わりとポピュラーな疑問なのではないか。「そんなこと考えたこともない」という素直な人でも比較的簡単に引き込むことができるお気に入りの例を紹介しよう。  最初に言っておくが、リアルで同じ話を何人かに振ってみた経験によると、人によってはかなりショックを受ける。もちろん全然平気な人も多いが。 ...
タイトルとURLをコピーしました