経済

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年1月版

『さっさと不況を終わらせろ』★★★★  ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。 『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★  ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。 『ファインマンさんの流儀』★★★★  ローレンス・M...
政治経済社会

ダン・アリエリー『不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」』

以前『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』を紹介した、ダン・アリエリーの本。  行動経済学の部分はすでに一度は読んだことがほとんどなのだけど、作者の人格――全身大やけどという経験にも深く影響されている――に好感が持てる。  最高級に面白いし、生活の上でも心がければ役に立ちそうなことが多い。  たとえば、順応を考慮すると、楽しいことは切れ切れに、苦しいことは一気にやった...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年12月版

すでに2013年1月に入ってますが、まとめ。 『デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則』★★  トム・デマルコ著。ソフトウェア開発について小説風に。なんか面白い。 『ウィナー・テイク・オール―「ひとり勝ち」社会の到来』★★  ロバート・H・フランク著、フィリップ・J・クック著。 なぜ一人勝ち社会になっているのか。面白い。 『オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情』★  R.H.フラ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年11月版

『北朝鮮「偉大な愛」の幻』★★★★  ブラッドレー・マーティン著。山形浩生経由で知る。確かに長いがおもしれー。 『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』★  英『エコノミスト』編集部著。「日本以上の高齢化に見舞われるはずの国々に対して甘く日本に厳しすぎ」という意見があり、一理あると思うが、それは単に、日本が現在まだそれなり存在感があり目立っているというだけのことではないかな。 『資本主...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年10月版

『右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化』★★★  細将貴著。面白い。内容についてはshorebird先生にお任せ。 書評 「右利きのヘビ仮説」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『進化――生命のたどる道』★★★  カール・ジンマー著。これも。 書評 「進化:生命のたどる道」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『幸福優位7つの法則 仕事も人生も...
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おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その3

これにて3-7月頃の集中勉強分は終了。今後はなにか目ぼしいのを見つけたら普通に紹介する。 『あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門』★★★★★  ジェイソン・ツヴァイク著。投資の範囲を越えてユニークかつ役に立つ。 『弱い日本の強い円』★★★  佐々木融著。為替についてはこれと次のがいいか。この本とは直接関係ないけど、多少分かった気になってもFXで大儲けしようなんて思っちゃだめよ。 『円のゆくえ...
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おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その2

大分間が開いたが忘れないうちに。以下の続き。 おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その1 『なぜあなたは株・投信で失敗するのか―データで読む危ない銘柄の見分け方48のルール』★★★★★  田中彰一著。とてもよい。 『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』★★★★★  ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。やや昔の本だし、例はアメリカのものばかりになるけど、...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年9月版

『エルフェンリート』★  岡本倫著。怪作と聞いていたかが確かに怪作。好みは割れそう。私は拒否もしないが特別好きでもない。アニメ未見。 『石の花』★★★★  坂口尚著。何かで思い出した。確かに面白いし、紛れもなく名作ではあるんだが、どこか『ユーゴ戦士ノーガンダム』って言葉が頭に浮かんでくる感じの軽さが拭えないのだな。なんでだろ。 『影武者徳川家康』★★★★  隆慶一郎著。いつかジャンプでやってたのを...