お金

それにつけても金のほしさよ

貨幣の一般受容性と『瓶の妖鬼』

完全に一致してはいないけど、寝かせていたネタにほぼ近い内容のページを見つけてしまったので紹介。 ケアウェとその妻コクアの物語  『瓶の妖鬼』は昔、子供版らしきものを読んでかなり印象に残っている。『ジキル博士とハイド氏』のスティーブンソンだけのことはある。この話とは関係なしにおすすめ。
それにつけても金のほしさよ

使用頻度で割る

以前、投資関連の本を読んでいる時に、  どんな良い資産でも高値で買ってしまえば悪い資産だし、大したことのない資産でも安値で買えれば良い資産だ。  というような話が出てきた。  確かにそうだ。ものが高いか安いかというのは相対的な問題だ。「それは何に対してか?」を考えずに言っても意味がない。  つまり額面上の金額は高くても、使用頻度が非常に高ければ、結果的に安い場合がある。  この代表はRealfor...
日常の一コマ

アレグラFXを買う

アレグラFX |商品情報|久光製薬  そろそろ花粉症の季節なので、いつもの薬をもらおうとした。しかし、近くの耳鼻科に電話で聞いてみたら、一度に2週間分ぐらいしか薬を出せないという。  医者にしたら診察しないと一銭も入らないわけだから仕方ないが、こちらは二週間に一度も病院に行ってたら大変な時間のロスだ。  調べていたら全く同じ成分の薬が薬剤師のいる薬局で買えるようになっているとのこと。実際に近所の処...
政治経済社会

水木楊『人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出』

キーワードは「金は時なり」。平日の時間全てを自分の時給ベースで考えるという本。時給は年収を2000で割れば大雑把には出る。  いわゆる定年離婚というのは、夫婦間の時間不平等とその落差の大きさが遠因であるとか。データに基づくものではなさそうだが、理屈は正しそうだ。夫婦共働きで家事も分担すればその不平等は減らせる。 時間戦略A モノはできるだけ持たない 時間戦略B 「ながら」の勧め 時間戦略C 自分時...
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その3

これにて3-7月頃の集中勉強分は終了。今後はなにか目ぼしいのを見つけたら普通に紹介する。 『あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門』★★★★★  ジェイソン・ツヴァイク著。投資の範囲を越えてユニークかつ役に立つ。 『弱い日本の強い円』★★★  佐々木融著。為替についてはこれと次のがいいか。この本とは直接関係ないけど、多少分かった気になってもFXで大儲けしようなんて思っちゃだめよ。 『円のゆくえ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その2

大分間が開いたが忘れないうちに。以下の続き。 おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その1 『なぜあなたは株・投信で失敗するのか―データで読む危ない銘柄の見分け方48のルール』★★★★★  田中彰一著。とてもよい。 『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』★★★★★  ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。やや昔の本だし、例はアメリカのものばかりになるけど、...
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その1

ここしばらくの経済系の勉強が一段落した感じなので、ここらでいったんまとめ。 『新装版 レモンをお金にかえる法』★★★★ 『新装版 続・レモンをお金にかえる法』★★  ルイズ・アームストロング著。大昔に読んで面白かった記憶がある。 『この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講』★★★★★ 『この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるか...
それにつけても金のほしさよ

マイ家計簿のつけ方公開

家計簿は支出を変化させるため  最初に、そもそも家計簿は何のためにつけるのかをはっきりさせておくべきだ。それは支出の傾向を変化させる――貧しくなることに快感を覚える経済的マゾヒストでない限り、減らす方に――ためだ。  もし支出の傾向を変化させないのなら、家計簿の中身が正確だろうが不正確だろうが、実は般若心経の写経であろうが、何の関係もないのだ。だから、家計簿は支出を変化させやすいようにつけるべきだ...