『お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門』★★★★
田内学著。タイトルも適切で、この内容についての決定版と言っても良さそうな内容。おすすめ。
『言語の起源 人類の最も偉大な発明』★★
ダニエル・L・エヴェレット著。ピダハンで有名な人。ピダハンに関する主張には私は懐疑的だが、この本はまともな内容に見える。そんなに独自の内容はない気もするが。
『肥満の科学: ヒトはなぜ太るのか』★★★★★
リチャード・J・ジョンソン。肥満および従来肥満と関連すると思われていなかった幅広い病がサバイバル・スイッチ(≒食物と水の欠乏に備える進化的適応)という観点から統一的に説明できるという話。とても面白い。
『人が自分をだます理由:自己欺瞞の進化心理学』★★
ロビン・ハンソン著、ケヴィン・シムラー著。自分にとっては自己欺瞞ブームの時に概ね既知の内容だが、まとまっていておすすめ。
『子どもは「この場所」で襲われる』★
小宮信夫著。タイトルは若干煽り気味だが、コンパクトにまとまっており良い内容に思える。
『いきもののカタチ 続・波紋と螺旋とフィボナッチ-多彩なデザインを創り出すシンプルな法則』★★★
近藤滋著。前作同様面白い。
『実践 アニメ療法 臨床で役立つ物語の処方箋』★
パントー・フランチェスコ著。アニメセラピー? 確かに効果はありそうな気がする。日本では天然でやっている人も多いのでは?
『漢字と日本人』★★★★
高島俊男著。個別にはどれも概要は知っていたはずの話ではあるが、こうやってまとめられると非常に面白い。
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