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おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2023年12月版

『親切の人類史――ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』★  マイケル・E・マカロー著。最近(?)ありがちな内容ではあるが。 『給料: あなたの価値はまだ上がる』★  デイヴィッド・バックマスター著。すごく面白いわけではないけど、あまり読んだことない切り口だったので。 『君たちはどう生きるか』★  吉野源三郎著。主に宮崎駿の映画のせい。時代を越えて話題になるだけのことはあるけど、それだけか。 『進...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2023年8月版

『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』★★★★  ジューディア・パール著、ダナ・マッケンジー著。超ウルトラ乱暴に一言に要約すると「AがBの原因であるというのは、Aに介入して任意に起こさせたり起こさせなかったりした時に、結果Bがそれに応じて変わるかどうかだ」ということ。当たり前のように聞こえるが、面白い。 『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』★...
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おすすめ本書評まとめ2023年4月版

『ダチョウはアホだが役に立つ』★★  塚本康浩著。最初タイトルを見たときは、いつかのマンボウ最弱伝説みたいなネット発のネタかと思ったが真面目にも科学的にも面白い。 『ウクライナ戦争』★★  小泉悠著。時事。 『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』★★★★★  原題"Critial Cynical Theories How Activist Sch...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2022年9月版

『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』★  グレッチェン・マカロック著。ちょっと面白い。「絵文字」の発明と一般化は人類史的に意外に大きな一歩になるかもしれないと思うようになった。 『国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ』★★★  ピーター・ターチン著。まだまだ始まったばかりの分野という気はするが、それだけに興味深くもある。 『モテるために必要なことはすべてダー...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2022年5月版

『英語独習法』★★★  今井むつみ著。自分レベルの学習者には高度すぎるかも。しかし「スキーマ」の概念は面白かった。 『不平等の進化的起源: 性差と差別の進化ゲーム』★★★  ケイリン・オコナー著。個人的にはびっくりするような話はなかったのだが、改めて考えると非常に重要な話だと思う。多くの差別は特定の誰かの悪意によらずとも生じるのだという認識は政治的にも大事だろう。 『できる研究者の論文生産術 どう...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2022年2月版

『地球に月が2つあったころ』★★★  エリック・アスフォーグ著。思わせぶりなタイトルと表紙のデザインから、一見スピリチュアル系のトンデモ本かと思ったが、まともな科学の本だった。 『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』★  クリス・アンダーソン著。もう十年近く前の本で読むべきタイミングは逃した気がするし、3Dプリンタすげえの一言で済んでしまいそうな気もするが、広く話題になっただけのことはあると...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2021年11月版

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』★★★★★  マイケル・サンデル著。これまでの過去作はいまいちそりが合わないと思っていたが、これはものすごく面白かった。全面的に賛成するわけでなくとも、リベラル知的エリートとその他大勢のいわゆる「分断」の問題を今後どうしていくかに関して示唆するところは大きいと思う。 『完全教祖マニュアル』★  架神恭介著、辰巳一世著。昔ちょっと話題になったのを憶えている。しょ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2021年6月版

『ヒトの目、驚異の進化』★★★★★  マーク・チャンギージー著。色覚の皮膚テレビ説はコロンブスの卵的でめちゃくちゃ面白いし、かつ正しそうに思える。著者の別の本も読んでみたい。 『世界はありのままに見ることができない』★★★★  ドナルド・ホフマン著。現実のように見えている世界は生存競争を有利にするためのインターフェイスに過ぎないというのが趣旨。進化論や物理学をある程度知っていれば当たり前で、例え話...