文化芸術宗教 アイラ・レヴィン『死の接吻』 デスノートが終わりそうです。 「ジャンプで完全に悪役が主人公の漫画はかつてあっただろうか」とか「デスノートってドラえもんの『独裁スイッチ』を大長編化したみたいな話だったなあ」とか。 いろいろな語り口を考えましたが、どれもまだまとまらないのでとりあえずデスノートから連想された作品の紹介にしてきます。 この『死の接吻』もデスノートよろしくいわゆるピカレスク小説。夜神月と同じく顔も頭も良い野心家の... 2006.5.6 文化芸術宗教
映画・ザ・ムービー 『SAW』 オススメ度 5/10 CUBEとセブンのあいのこみたい……と書こうとしたら、すでに死ぬほどそう言われているみたいなので書くことが無くなってしまったぞ(笑)。 所詮2匹目のドジョウ狙いの企画のくせに変に謎とかなんとか強調して奥深いようなふりをしてみせるのはすでに時代遅れな気がする。 「どうじゃー! すげーだろ! こんな豪快なオチ堂々とやる度胸あるかー? 2匹目のドジョウだけどびっくりしただろー!」と開けっぴろげな態度... 2005.11.2 映画・ザ・ムービー
映画・ザ・ムービー 『コラテラル』オススメ度 3/10 平凡なタクシー運転手が殺し屋を乗せてしまうお話。はっきり言ってご都合主義的な脚本、おマヌケ過ぎる殺し屋ヴィンセント(トム・クルーズ)と、突っ込みどころは多い。 が、リアリティを追求するお話ではなく、LAの夜景を舞台にした都会ファンタジーなのであろう。トム・クルーズに悪役はあまり似合わないようだ。運転手マックス役のジェイミー・フォックスは良かった。 2005.4.5 映画・ザ・ムービー