ライトノベル

文化芸術宗教

デイヴィッド・エディングス『ベルガリアード物語』

確か誰かが褒めてたので、旅行中に読んでいた本。言わばアメリカのファンタジー系ラノベ。いま調べたら、出たのはちょうどロードス島戦記よりわずかに前の時代らしい。  面白いかつまらないかと言ったら、もちろん面白い。ただ、女性と東洋人の扱いが、一貫して余りと言えば余りにアメリカンなのが引っかかる。  ハリポタはやっぱりイギリスっぽかったし、ファンタジーだといっても――あるいは、だからこそ――国柄というのは...
アニメコミック

長門有希の設定が『幼年期の終り』のカレルレンによく似ている件について

(注意!『幼年期の終り』の全面ネタバレあり)  旬を逃すにもほどがあるという気がするが『涼宮ハルヒの憂鬱』の話。私は今まで基本的にアニメを全く観ない人*1なのにも関わらず、実はYouTubeで観ていた。  その中で一番人気キャラと思われる長門有希の設定が、アーサー・C・クラークの『幼年期の終り』に出てくる地球総督カレルレン*2によく似ていると思っていた。  今ググってみた限りでは、まだ誰も書いてな...