化学

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年6月版

コロナで図書館の貸し出しも停止してて読書も滞っている。『恐竜の世界史』★ スティーブ・ブルサッテ著。内容はshorebird先生にお任せ。書評 「恐竜の世界史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで』★★★ グレン・ハバード著、ティム・ケイン著。著者の財政への提言には賛成できないけど、レントシーカーが政治を歪め硬直させることが大国衰退の...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2017年1月版

『げんしけん』★★★ 木尾士目著。連載当時のアフタヌーンを読んでいたはずだが、あまり興味がなかった。完結を機に改めて全巻読んでみたら、結構おもしろかった。『白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険』★ 川添愛著。確かに奇書レベルの尖った本。人を選ぶだろうが数学好きなら一見の価値はあるかと。『赤の女王 性とヒトの進化』★★★★★ マット・リドレー著。なぜか今まで紹介してなかった。名著と言...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年3月版

『こんなに違う!世界の性教育』★★ 橋本紀子監修。ためになる。『しあわせ仮説』★★★★★ ジョナサン・ハイト著。非常に面白い。生きていく上でも役に立ちそうだ。書評 「しあわせ仮説」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『大絶滅 ―2億5千万年前,終末寸前まで追い詰められた地球生命の物語―』★ Douglas H.Erwin著。いわゆるP-T境界の大量絶滅に関する本。『コンピュータ科学者...
映画・ザ・ムービー

『ロレンツォのオイル/命の詩』 オススメ度 8/10

ノーベル化学賞関連の何かから存在を知った。実話を元にした医療ものとしては、有名な『レナードの朝』に匹敵するいい出来ではないだろうか。おすすめ。 見終わって身に沁みるのは、もちろん健康のありがたさと、あとやっぱ、お金のありがたさ。「お金で幸せは買えないけど、大部分の不幸せはお金で防げる」 という出典不明の言葉が、いつの頃からか私の頭にはあるのだが、裕福な家庭なら、発見されたばかりの不治の難病という特...
科学技術哲学

サイモン・イングス『見る―眼の誕生はわたしたちをどう変えたか』

視覚全般に関する本。質・量・ひろがり・まとまりどの基準を取っても最高クラスです。超おすすめ。プロローグ 若さと老い第1章 感覚の共同体第2章 視覚の化学第3章 どのようにして眼は可能になるのか?第4章 適応する眼第5章 見ることと考えること第6章 視覚の理論第7章 視覚能力を授けられた神経質なシロモノ第8章 色を見る第9章 見えない色第10章 眼が見るということエピローグ 見えないゴリラ ついでだ...