書評在庫一掃セール2011年3月版

(本文とは無関係)

 最近読んだり見たりしたもの、またはずっと紹介したいと思っていたものの中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。

 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。

『GIRL FRIENDS』★★

 みやきち先生のところで知ってレンタルした百合漫画。最初、絵が合わないと思って投げかけたが、ゆっくり読んだらちゃんと面白かった。

『新訂第4版 安全保障学入門』★

 防衛大学校安全保障学研究会著。まあ、以上でも以下でもなく教科書。

『年金は本当にもらえるのか?』★★★

 鈴木亘著。わかりやすい。要するに賦課方式で少子高齢化する限り、なるようにしかなりまへんということ。

『異議あり!「奇跡の詩人」』★★★

 滝本太郎著、石井謙一郎著。今更という気もするが、普通にいい。

『暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う』★

 福田ますみ著。全編いわゆるおそロシアの話。

『人間とはなにか』★

 J.B.S.ホールデン著。原題”What is Life?”(『生命とはなにか』)。1947年という古さ。科学的知見に関しては、今日視点でも十分まともで面白いだけに、ソビエト型共産主義の勝利を確信しているところがギャップで笑える。

『ヒトの変異―人体の遺伝的多様性について』★★★★

 アルマン・マリー・ルロワ著。いわゆる奇形について、その歴史から遺伝・発生の話まで詳しく。とっつきやすいとは言えないが、かなりよい。

『挑戦者たち―未知なる水中洞窟に挑む』★

 ロバート・F・バージェス著。水中洞窟を探検するケイブ・ダイビングの話。こわすぐる。私だったらいくら学術的に興味深くても絶対やりたくねえ。

おまけ

 「営業のテーマ(仮)」がBGMとして良すぎる件。

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