ポール・クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)

 最近ちょっとずつ経済学に興味が向いてきた私。

 昔からいろいろな分野に一通り首を突っ込んでは、一通り納得がいくまで熱中し、そして結構すぐ飽きる、というパターンを繰り返してきた中で、不思議と経済学にはこの歳になるまでほとんど興味が向いた覚えがない。

 なぜだろう。元々お金にあまり執着がない*1せいかもしれない。

 人間と社会の複雑さがもっとも濃密に絡み合う経済の動きにまともな理論などあるはずがない。経済学者なんてのはみんな適当にもっともらしいことを言って当たったの外れたの一喜一憂してるだけで占い師といっしょだ。

 ……というような昔持っていた偏見が完全には抜けていないせいかもしれない。

 理由はともかく高校の社会科に毛の生えたぐらいの知識しかないので、一番やさしそうなやつをと思って読んでみたが、非常に面白かった。おすすめ。

*1:大事に思っていないのとは違う。

おまけ

 抜群のいい声いいリズムに一分の隙もなくアホな歌詞。史上最大級の電波ソング。ここ4,5日中毒状態。誰かどうにかして!

コメント

  1. まえやま より:

    クルーグマンといえば、日本のデフレ下の経済について一時期インフレターゲッティング論を盛んに主張していましたが、
    その方法については詳しく論じてはいなかったような気がするし
    そもそも実物資産(モノ)と金融資産(現金やお金全般)の2種類の資産のうちのお金の価値が上がってモノの価値が下がっている(これがデフレです)から、
    お金の価値を下げてモノの価値を上げなければいけないというようなことを、きちんと説明していたかどうか、そのへんどうでしたかね。

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