2016 11/1

『母がしんどい』★★

 田房永子著。『キレる私をやめたい』がよかったので。そりゃこんな母だったらしんどいやろな。

『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』★

 五百田達成著。ありがちだけどわかりやすくていいのでは。内容には関係ないが五百田(いおた)という名字初めて聞いた。

『SOFT SKILLS』★★★★★

 個別には特別すごいと思った話はないが、全体として過去に類例のない感じの本でとても面白かった。プログラマには是非おすすめ。

『習慣の力』★★★★

 チャールズ・デュヒッグ著。『SOFT SKILLS』で紹介されていたので読んだ。終盤ちょっと話が広がりすぎる感あるけど、啓蒙書としても実用(自己啓発?)書としても、かなりいいと思う。

『ネオ寄生獣』★

 萩尾望都『由良の門を』以外はそこまでは印象に残らず。しかしそれだけでも価値あり。

『人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える』★★

 ジョナサン・ゴットシャル著。良い。内容は例によってshorebird先生にお任せ。

『物理学者はマルがお好き』★★★

 ローレンス・クラウス著。『宇宙が始まる前には何があったのか?』から著者つながりで。いい啓蒙書。

『行動経済学の逆襲』★★★

 リチャード・セイラー著。ナッジの人。行動経済学そのものの部分は既知だが、それ以外の自伝的部分が面白かった。

『蒼路の旅人』★★★★

 上橋菜穂子著。最終シリーズ開幕? って感じ。かなり面白い。

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2016 10/1

『ダンジョン飯』★★★

 九井諒子著。3巻。まだまだ面白い。

『ナナのリテラシー』★

 鈴木みそ著。Kindle Unlimitedで鈴木みそのがいっぱいあったのでいくつか読んだが、薦められるのはこれだけかな。時事的なのですでにちょっと話題は古いが。ガチャ関係でたまに見る「脳内麻薬で留めることが大事だ」のページの元ネタってこれだったのね。

『カルチャロミクス;文化をビッグデータで計測する 』★★★

 エレツ・エイデン著、ジャン=バティースト・ミシェル著。こりゃおもろい。もっと早く読めば良かった。内容は例によってshorebird先生にお任せ。

『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』★★

 ランドール・ マンロー著。これも存在は知ってたが、今まで読んでなかった。こういう真面目に馬鹿をやる感じ好き。

『アメリカの真の支配者 コーク一族』★

 ダニエル・シュルマン著。面白かった。原題”Sons of Wichita: How the Koch Brothers Became America’s Most Powerful and Private Dynasty”(ウィチタの息子たち:コーク兄弟はどのようにしてアメリカで最も強大でプライベートな王朝となったか)。邦題はいまいち。

『永遠の終り』★★★

 アイザック・アシモフ著。何かで思い出した。初めて読んだのは大昔。今読むと古さは否めないけど結構好き。

『宇宙が始まる前には何があったのか?』★★★

 ローレンス・クラウス著。宇宙論系。単独でこれという新しい知見はなかったが、いい。

『多世界宇宙の探検』★★★

 アレックス・ビレンケン著。上ので思い出した。初めて読んだのはだいぶ昔。

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2015 11/23

『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』★★★

 安彦良和著、矢立肇著、富野由悠季著。Kindle版が激安セールやってたときに12巻ぐらいまで読んだ。思ったよりかなり面白い。

『人は原子、世界は物理法則で動く―社会物理学で読み解く人間行動』★★★

 マーク・ブキャナン著。この人の本どれも似たような感じだけど、これが一番おすすめかな。

『東方外來韋編 Strange Creators of Outer World. 壱』★

 雑誌が幻想入り。こういう雰囲気は正直好きだ。普通なら許せるクオリティではないが、まあお布施と思って。

『「子供を殺してください」という親たち』★★★

 押川剛著。ひいい。まあ商売上いくらか盛ってるのかも知れんけど、こわいよお。

『メイドインアビス』★

 つくしあきひと著。しんざきさん経由。十分面白いけど無駄(?)にロリくさいのがもったいない。

『超実録裏話 ファミマガ 創刊26年目に明かされる制作秘話集』★★★

 伝説の野球拳。なんか黎明期の熱量みたいなものが伝わってきて好き。

『輪廻の蛇』★

 ロバート・A. ハインライン著。映画化と聞いて。期待ほどではなかったが。

『擬態の進化―ダーウィンも誤解した150年の謎を解く』★

 大崎直太著。

『シドニアの騎士』★★★★

 弐瓶勉著。きれいに完結してよかった。『BLAME!』の映画化はどうなるのかなあ。

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2015 4/3

『ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論』★★★★

 ニール・ドグラース・タイソン著。久しぶりに痛快な科学啓蒙エッセイ集。ただしほぼ天文・物理限定。

『イスラーム国の衝撃』★

 池内恵著。流行りもの。

『カミヤドリ』★★★

 三部けい著。個性がないのが個性というか。ほんとにこの人はなんというか良くも悪くもプロフェッショナリズムを感じる。

『神宿りのナギ』★★

 三部けい著。なんかの事情か知らんがタイトル違うけど、上記『カミヤドリ』のそのまま続き。

『ダンジョン飯』★★★★★

 九井諒子著。これはすごい。短編集ですでに只者ではない雰囲気だったが、連載にいいテーマ見つけたなあ。アニメ化権争奪戦決定だろう。

『カリスマニュースサイト管理人が15年続けたシンプルな情報収集術』★★

 まなめ著。昔から読んでるニュースサイトまなめはうすの人。

『砂の王』★

 古川日出男著。『アラビアの夜の種族』のベースとなったウィザードリィ外伝II小説。未完。

『パズルの国のアリス』★

 坂井公著、斉藤重之イラスト。いつかの嘘つき天秤で名前が載ったので記念に。

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2013 9/4

『プログラミング言語の基礎概念』★

 五十嵐淳著。教科書的。OCamlを使っているのが特徴。

『WILLPOWER 意志力の科学』★★★★★

 ロイ・バウマイスター著、ジョン・ティアニー著。とても面白くて役に立つ。

『インターネット財務情報システム―XML技術とXBRLデータ標準を用いた』★

 湯浦克彦著。XBRLについてはまともな本がなかなか見つからない。これが一番ましなような気がする。それでも具体的に役に立つかというと微妙だが。

『世界大不況からの脱出-なぜ恐慌型経済は広がったのか』★★★★

 ポール・クルーグマン著。おなじみクルーグマン。いつも通り良い。

『勝ち続ける意志力』★

 梅原大吾著。竹中正治先生経由。ウメハラはニコ動で知ってはいたが、確かにこれはぶったまげる。

『ファスト&スロー: あなたの意思はどのように決まるか?』★★★★★

 ダニエル・カーネマン著。これは凄いわ。個々の話はすでに他の本を通して聞いたことがあるものだけど、やはりノーベル賞というかオリジナルは伊達じゃない。超おすすめ。

『不格好経営―チームDeNAの挑戦』★

 南場智子著。面白い。

『遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継』★

 株式会社モバイル&ゲームスタジオ著。

『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】』★★★★

 アトゥール・ガワンデ著。これは素晴らしい。さっそく実践しよう。部分的にすでに実行していることもあるが。

『殺戮にいたる病』★

 我孫子武丸著。一発ネタっちゃネタだけど。

『東方マネー 2013年夏号』★

 機関投資家転向で話題になった五月さんの同人誌。東方×投資ってまさに俺得。初心者向けながら、ちゃんと勉強にもなる内容。

『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』★★★

 足立武志著。普通に良書。

『テンプルトン卿の流儀』★★★★

 ローレン・C・テンプルトン著、スコット・フィリップス著。ジョン・テンプルトンは、ドーキンスの兄貴のせいかテンプルトン賞のイメージが強かったけど、投資家としては極めてまとも。この本もかなりの良書。

『笑う親鸞 —楽しい念仏、歌う説教』★

 伊東乾著。ほえー、まだまだ知らない世界があるものだな。仮説の信憑性はともかく、体験の部分だけでも面白い。

『不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生』★★★★

 レベッカ・スクルート著。他で大まかには知っていた話だが、かなり面白い。

『量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』★

 マンジット・クマール著。伝記に比重が寄ってる感じ。量子力学そのものは他ので予習しとくといいかも。

『クリティカルシンキング 不思議現象篇』★★

 T・シック・ジュニア著、L・ヴォーン著。よくできた懐疑主義の教科書と言ってよかろう。なんとなく装丁やフォントや段組が安っぽいというか微妙なのが残念。

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2013 1/31

『さっさと不況を終わらせろ』★★★★

 ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。

『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★

 ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。

『ファインマンさんの流儀』★★★★

 ローレンス・M. クラウス著。ファインマンさん系はひと通り読んだことがあるはずだが、それでも非常に面白い。専門的でなくてもいいので量子力学についての予備知識がちょっとあった方がより楽しめるかも。

『ゆとりの法則 – 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解』★

 トム・デマルコ著。同著者の他の本ほどではなかったけど、面白い。

『鑑賞のためのキリスト教美術事典』★★★★★

 早坂優子著。素晴らしい量と質(とそれに対するコストパフォーマンス)。美術以前にユダヤ教・キリスト教の基礎知識集としても十分役立つ。超おすすめ。

『世紀の空売り THE BIG SHORT』★

 マイケル・ルイス著。東証Project経由。

『コンピュータ囲碁 ―モンテカルロ法の理論と実践―』★★★★

 美添一樹著、山下宏著。サブタイトル通り理論・実践ともに詳しい。囲碁もコンピュータ囲碁も自分ではやってないけど面白い。やってる人は必読だろう。

『人類は衰退しました』★★

 田中ロミオ著。ニコ動で見たアニメが良かったので。1巻までの感想としては、一気に全巻読みたくなるような感じでもないかな。でもちょっとずつなら読みたいかも。

『エレクトリックな科学革命―いかにして電気が見出され、現代を拓いたか』★

 デイヴィッド・ボダニス著。個別の内容はどこかで見たことあるような気がするし、もっと良かったような気もするが、なぜか捨てがたい。

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2012 4/26

生き物たちは3/4が好き 多様な生物界を支配する単純な法則

 およそ意味のある現象は、常に何かと何かの境界で発生する。

 人体は大雑把に言って複雑に折りたたまれた内臓表面であり、それらを構成する細胞は大雑把に言って折りたたまれた膜(表面)の塊だ。

 脳みそに皺が寄っているのも、肺が肺胞に分かれているのも、小腸が絨毛でびっしりなのも、全ては表面積を増やすためだ。

 パソコン環境の生産性を上げるには、CPUやHDDの能力を上げるより、モニタの面積を増やした方がしばしば有効であり、紙に印刷して広げて見ることも有益だ。

 全然関係ないが、量子重力理論では、物理的に一定範囲に詰め込みうる情報の限界は体積でなく表面積で決まるのだという話を連想する。

おまけ

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2010 12/29

(本文とは無関係)

 最近読んだ本、またはずっと紹介したいと思っていた本の中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。

 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。

『マネーの進化史』★

 ニーアル・ファーガソン著。金融史本。地味だが悪くない。

『IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実』★

 村上宣寛著。知能テストの話。面白いかというといまいちだが、いまだにIQテストを真面目に受け取りすぎてる人は多いので一応。読める人は『人間の測りまちがい』を読めばいいと思う。

『生命と非生命のあいだ―NASAの地球外生命研究』★

 ピーター D.ウォード著。以前『恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた』から作者つながりで借りたが、やや散漫な印象だったので紹介はしなかったもの。例の砒素生物の件――ちょっと雲行き怪しそうだけど――の件で思い出したので一応紹介しておく。

『日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学』★

 原田泰著。著者独自の見解には疑問もあるけど、ありがちな通説に対抗するという意味では価値はあると思う。

『現役・三井不動産グループ社員が書いた! 「ダメマンション」を買ってはいけない』★

 藤沢侑著。新築マンション買う予定なんぞまったくないけど、覚えておこう。

『さらば悲しみの性 高校生の性を考える』★★★

 河野美代子著。河野美代子のいろいろダイアリーの人の本。サイト同様内容はいいけど、実際に必要としている中高生の読者の手には届きにくいかも。親とか教師とか大人に期待。

『アメリカ口語教本 (入門用)』★★

 W.L.クラーク著。大昔に買っておいたものだけど、『英語上達完全マップ』でいう音読パッケージの教材として使用。「テレビは社会を破壊すると思います」とか主張する人の例文があって歴史を感じる。テレビが目新しい技術だったのだ。

『今この世界を生きているあなたのためのサイエンス』★

 リチャード・A・ムラー著。原題”Physics for Future President”(未来の大統領のための物理学)の方が内容に近い。内容はどちらかというと初歩的だけど、911は米国政府の陰謀でもうすぐ石油枯渇で世界は混沌としテロリストが核爆弾テロを起こすんだぜ、とか思っている人に最適。

おまけ

 これが笑える程度の知識があるなら無用かも。

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