おすすめ本書評まとめ2021年5月版

『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』★

 デビッド・A・シンクレア著、マシュー・D・ラプラント著。老化研究のアップデート? ただしそこまで新味はない。

『スケール :生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』★★★★

 ジョフリー・ウェスト著。スケーリング則関係の定番としておすすめできる。

『SF映画術 ジェームズ・キャメロンと6人の巨匠が語るサイエンス・フィクション創作講座』★★

 ジェームズ・キャメロン著、スティーブン・スピルバーグ著、ジョージ・ルーカス著、クリストファー・ノーラン著、ギレルモ・デル・トロ著、リドリー・スコット著、アーノルド・シュワルツェネッガー著。著者名だけで説明不要な感じ。

『「孤独」が人を育てる 小池一夫 名言集 』★

 小池一夫著。『人を惹きつける技術』ほどではないが面白い。

『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』★★

 レベッカ・ソルニット著。フェミニズム本。いいと思う。

『絶望死のアメリカ』★★★

 アン・ケース著、アンガス・ディートン著。気が滅入るが面白い。オピオイド問題と医療費問題がここまで酷いとは。

『脳は奇跡を起こす』★

 ノーマン・ドイジ著。脳の可塑性の本。やや散漫な気もするが悪くはない。

『脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ』★

 ポール・ジョセフ・ガリーノ著、コニー・シアーズ著。脚本の本としても認知科学の本としてもちょっと中途半端感。最後のスターウォーズep4の脚本全編解説が価値ありかも。

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