政治経済社会 いつかの生産性の議論ってそんな難しい話だったのだろうか ゴッドランドの経済学 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」 というエントリが好きで、今でも年に一度ぐらい読み返すんだが、そこから派生した生産性云々の議論ってそんなに難しい話だったのか? という疑問が毎回生じる。 マンキュー経済学の最初の10大原理で、 第2原理:あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である。 というの... 2013.8.1 政治経済社会
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年7月版 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』★★★ ガイ・ドイッチャー著。内容はshorebird先生の書評参照。著者の主張にはあまり同意できないし、著者の人格も尊敬できないが、言語トリビア集として面白いことは否定できない。 書評 「言語が違えば,世界も違って見えるわけ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『知の逆転』★ ジャレド・ダイアモン... 2013.7.10 おすすめ書評まとめ
それにつけても金のほしさよ ケン・フィッシャー『投資家が大切にしたいたった3つの疑問』 ホッテントリメーカーで作ったかのような釣りタイトルにイラッ☆と来そうになったが、先入観に反して内容は極めてよかった。 実際には間違っているが信じているものは何か あなたに見抜けて他人に見抜けないものは何か 私の脳は自分を騙して何をしようとしているのか というのが、タイトルの3つの疑問。752ページもの大著だが、大意を2行で要約するとこうか。 ... 2013.5.20 それにつけても金のほしさよ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年5月版 『進撃の巨人』★★★★★ 諫山創著。アニメ化きっかけにちゃんと読んだら、なんだこれ。めちゃくちゃおもしれえじゃねえか! 『アンベードカルの生涯』★ ダナンジャイ・キール著。恥ずかしながら最近まで名前も知らんかった。 『謎のチェス指し人形「ターク」』★ トム・スタンデージ著。存在自体は昔から知ってたが、思ってたよりずっと高度なものだった... 2013.5.13 おすすめ書評まとめ
それにつけても金のほしさよ キプロスの預金封鎖と同じ事は日本でも起きてるはずなんだが キプロスの預金封鎖のニュースを説明するための思考実験。独自通貨を持つある国の政府が、いま世界に存在するのと同額のお金を発行するとしよう。 物理的存在としての紙幣に価値はないから、輪転機が回り終わった時点で、2倍の量が存在するようになったこのお金の価値は半分になっていなければならない(100%のインフレ)。 そして今や全紙幣の半分が政府の手元にあるので、... 2013.4.9 それにつけても金のほしさよ
それにつけても金のほしさよ なぜ私はマクドナルドでタダで食えるのか マクドナルドの株主優待券が届いた。なぜ周りの人が代金を払っている中、私はマクドナルドでただで食べることができるのか? 本質的な部分だけ言えば、私の店だからだ。 私が生まれて初めて株式というものを意識したのは、ポール・バーホーベンの秀逸SF風刺映画『ロボコップ』における、 「市政に文句があるならオムニ社の株を買えばいい。誰でも市の所有者になれる」 ... 2013.3.29 それにつけても金のほしさよ
それにつけても金のほしさよ ×「思考は現実化する」○「考えもしないことは実現しない」 こういう本は経済関係の勉強をしていると嫌でも眼に入ってくるので少し読んだが、正直あまりにもオカルト過ぎて引く。 適度にオカルト的に生きている方が、実際に経済的成功に結びつく可能性は否定せんが。 「思考は現実化する」ではなく「考えもしないことは実現しない」ぐらいに言い換えれば、現実的な正しい教訓になりうるかもしれない。 地震や台風は自然現象だ... 2013.2.19 それにつけても金のほしさよ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年1月版 『さっさと不況を終わらせろ』★★★★ ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。 『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★ ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。 ... 2013.1.31 おすすめ書評まとめ