経済

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年5月版

『進撃の巨人』★★★★★ 諫山創著。アニメ化きっかけにちゃんと読んだら、なんだこれ。めちゃくちゃおもしれえじゃねえか!『アンベードカルの生涯』★ ダナンジャイ・キール著。恥ずかしながら最近まで名前も知らんかった。『謎のチェス指し人形「ターク」』★ トム・スタンデージ著。存在自体は昔から知ってたが、思ってたよりずっと高度なものだったようだ。『銀河パトロール隊―レンズマン・シリーズ〈1〉』★★★ E....
それにつけても金のほしさよ

キプロスの預金封鎖と同じ事は日本でも起きてるはずなんだが

キプロスの預金封鎖のニュースを説明するための思考実験。独自通貨を持つある国の政府が、いま世界に存在するのと同額のお金を発行するとしよう。 物理的存在としての紙幣に価値はないから、輪転機が回り終わった時点で、2倍の量が存在するようになったこのお金の価値は半分になっていなければならない(100%のインフレ)。 そして今や全紙幣の半分が政府の手元にあるので、これは事実上、世界中のあらゆるお金の半分を政府...
それにつけても金のほしさよ

なぜ私はマクドナルドでタダで食えるのか

マクドナルドの株主優待券が届いた。なぜ周りの人が代金を払っている中、私はマクドナルドでただで食べることができるのか? 本質的な部分だけ言えば、私の店だからだ。 私が生まれて初めて株式というものを意識したのは、ポール・バーホーベンの秀逸SF風刺映画『ロボコップ』における、「市政に文句があるならオムニ社の株を買えばいい。誰でも市の所有者になれる」 というようなセリフであったと思う。 株式というのは分割...
それにつけても金のほしさよ

×「思考は現実化する」○「考えもしないことは実現しない」

こういう本は経済関係の勉強をしていると嫌でも眼に入ってくるので少し読んだが、正直あまりにもオカルト過ぎて引く。 適度にオカルト的に生きている方が、実際に経済的成功に結びつく可能性は否定せんが。 「思考は現実化する」ではなく「考えもしないことは実現しない」ぐらいに言い換えれば、現実的な正しい教訓になりうるかもしれない。 地震や台風は自然現象だから、誰も考えなくても起きる時は起きる。交通事故は自然現象...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年1月版

『さっさと不況を終わらせろ』★★★★ ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★ ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。『ファインマンさんの流儀』★★★★ ローレンス・M. クラウ...
政治経済社会

ダン・アリエリー『不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」』

以前『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』を紹介した、ダン・アリエリーの本。 行動経済学の部分はすでに一度は読んだことがほとんどなのだけど、作者の人格――全身大やけどという経験にも深く影響されている――に好感が持てる。 最高級に面白いし、生活の上でも心がければ役に立ちそうなことが多い。 たとえば、順応を考慮すると、楽しいことは切れ切れに、苦しいことは一気にやったほうが...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年12月版

すでに2013年1月に入ってますが、まとめ。『デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則』★★ トム・デマルコ著。ソフトウェア開発について小説風に。なんか面白い。『ウィナー・テイク・オール―「ひとり勝ち」社会の到来』★★ ロバート・H・フランク著、フィリップ・J・クック著。 なぜ一人勝ち社会になっているのか。面白い。『オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情』★ R.H.フランク著。上の...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年11月版

『北朝鮮「偉大な愛」の幻』★★★★ ブラッドレー・マーティン著。山形浩生経由で知る。確かに長いがおもしれー。『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』★ 英『エコノミスト』編集部著。「日本以上の高齢化に見舞われるはずの国々に対して甘く日本に厳しすぎ」という意見があり、一理あると思うが、それは単に、日本が現在まだそれなり存在感があり目立っているというだけのことではないかな。『資本主義が嫌い...