- タンザニアでチンパンジーを研究するジェーン・グドール
- ルワンダでマウンテンゴリラを研究し密猟者に殺害されたダイアン・フォッシー
- インドネシアでオランウータンを研究するビルーテ・ガルディカス
3人の女性霊長類学者。チンパンジーが道具を使うとか、集団で狩りをし肉を食うだとか、ゴリラの雄が雌と配偶するために連れ子を襲って殺すことがあるとか、今ではまったく当たり前の知識の多くが彼女らによってもたらされたことを思い出させる。
3人の保護活動に対する取り組みの姿勢の違いとその結末は非常に教訓的だ。正義の押しつけやセンチメンタリズムを抑え、現地の人間と協力関係を築くことが必要。「NGOとは何か」に通じるものがある。