最近読んだ本、またはずっと紹介したいと思っていた本の中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。
★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。
『完全な人間を目指さなくてもよい理由-遺伝子操作とエンハンスメントの倫理-』★
まあ言いたいことはわかるし総論賛成なんだけど、どうもこの話は「どこでもドアという発明を軌道エレベータの建設にどう生かすべきか?」と一生懸命考えてる、みたいな倒錯感がぬぐえない。機会があればもうちょっと詳しくやりたいが。
『生命の数理』★★★
巌佐庸著。全くの初心者にはちょっと難しめだけど、生物と数学どちらも好きな人には天国。
『心の仕組み~人間関係にどう関わるか』★★★★★
スティーブン・ピンカー著。ピンカーの本はどれもいいけど最初におすすめなのはこれ。今ではいくつか気になる部分はあるけど、全体としては圧倒的に面白くてためになる。
『数学の秘密の本棚』★★★★★
イアン・スチュアート著。こ、こりゃすげえ。数学ネタ集では間違いなくオールタイムベスト級。全国の小中学校の図書館に置くべき。絶対国レベルで数学力上がるよ。逆にこれ読ませても好きにならないようなら、元から向いてないのであきらめて他を目指させよう。
『マンキュー経済学』★★★★★
N.グレゴリー・マンキュー著。いい教科書だあな。こういうわかりやすくて面白いのをもっと昔に読めてたら経済学が苦手分野にならずに済んだかもしれんのに。
『フォニックス“発音”トレーニングBook』★
ジュミック今井著。綴りと発音のルールがメイン。発音そのものは『英語耳』の方がわかりやすかった。『英語耳』より先にやってしまったが、後の方が順番的にはよさそう。
『東方香霖堂 ~Curiosities of Lotus Asia.』★★★
ZUN著。これは求聞史紀や文花帖同様、初心者にもおすすめできると思う。無論東方自体が好きなのは前提だけど。
おまけ
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