友人に誘われて試写会行ってきた。事前の予想よりはずっとよかった。押井守作品では一番好きかもしれない。(『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』はちょっと別格として)。
物語的には『紅のエヴァンゲリオン』あるいは『新世紀の豚』って感じで特にどうというところもないが、逆に欠点でもなく、その他のあらゆる要素がかなりレベル高くまとまっていた。
ただ、音がとても効果的に使われているので劇場で見ないといまいちかも。公式サイト等を見て一目でまるっきり肌に合わないという人以外にはおすすめしてよさそうだ。
ちなみに原作は読んでいないが、ちょっと調べた限りでは原作に忠実と思っていいと思う。8月2日公開予定。
おまけ
コメント
>名無しさん
おおむね同意見みたいですね。もう一回見に行く気は起きないです。
ちなみに未成年(?)がかっこよくタバコ吸いまくりの件について書くの忘れてた。嫌煙論議に巻き込まれたりしないのだろか。
見に行ってきましたよ?
うん。なかなか○だった。90年代の芸術家がどんどん錆付いて行く中で、押井は全く衰えが無いな。すべてのカットが物言いたげにコチラを見ている感じ。
でも原作の問題なのか、物語の縦軸は陳腐だった。
渡辺浩弐の「2999年のゲームキッズ」と「1999年にゲームキッズ」を足して割ったような設定だなぁ、最後どうすんのかな?、って一緒かよっ!!!
って感じでした。2000年ちょっと前くらいにリア厨だった人間にはツマンネ。
だいたいさ?!作品のテーマには直接関係ないけど、人間兵器として育成した結果、引き継がせた記憶が蓄積しすぎて、約半数くらいは(特に女の子は)狂気に狩られて、その一部は自殺するんじゃ、ほっといても、そろそろあのシステム自体破綻してくるんじゃないか?