「墨攻」とはもちろん大量の墨汁を敵の城に流し込んで服や書物を台無しにして戦意をくじく計略……ではなくて、「墨守」もじった原作小説のタイトル。
どこかのサイトで「矢一本で敵軍を追い返し……」とかなんとかいうのを憶えていたので同じ中国映画の『英雄』とか『LOVERS』みたいなハチャメチャアクションで脳味噌カラッポでスッキリー!!
な感じを期待して見に行ったら、いろんな意味で全然違って結構真面目で意表をつかれた。後で調べたらどうやら原作は日本の小説らしい。さもありなん。
まあ一言で言えばコーエーの世界。三国志とか信長の野望で普通にプレイするのに飽きて、わざと領土を広げず一国一城だけで残りの全土を擁する敵勢力相手に何年粘れるか!?
なんてヘンテコなルールとシチュエーションを勝手に設定して遊んだような経験のある人なら(私はある)ツボにハマるのではないだろうか。
コメント
>天さん
最近まで酒見賢一つったら『雲のように風のように』でしか知らなかった。
ひたすら城を守るor攻めるゲームはどうかなあ。Flashのミニゲームみたいなものだったら見たようなおぼえはあるけど。
映画は未見で、漫画版→原作の順で読みましたが、城の攻防はとても面白かった覚えがあります。
酒見賢一の作品は何冊か読みましたが、中国物を書いてる作家の中ではユニークな視点で書いている人だと思います。
この映画のような、ひたすら城を守るor攻めるようなゲームも面白そうですが、どこも作ってないのでしょうか。(笑)
三国志で遊んだ思い出
↓のブログでは http://tkido.blog43.fc2.com/blog-entry-257.html— まあ一言で言えばコーエーの世界。三国志とか信長の野望で普通にプレイするのに飽きて、わざと領土を広げず一国一城だけで残りの全土を擁する敵勢力相手に何年粘れるか!? なんてヘンテコ….