はるばる南極まで行ってアザラシやペンギンやウミガメにデータロガーと呼ばれる小型のハイテク装置をくっつけて後で回収し、位置・温度・水圧、時には映像まで、様々なデータを集めて、これまで明らかになっていなかった生物の海中生活を明らかにする……。
「何勘違いしてるんだ? 博物学はまだ終了してないぜ!!」
とばかりにバイオロギングという新しい研究手法を熱心に紹介する本。著者の人柄の良さと科学に対する愛情が節々から伝わってきて、とても幸せな気分になれます。素晴らしい本です。
参考リンク
- On the Turtle Back(著者のHP)
- 日本バイオロギング研究会 – トップページ – PukiWiki
- 『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待』: みせらに
- 『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』(佐藤 克文著)を読んだよ – blog.1cco.com
- 「ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ‐ハイテク海洋動物学への招待」佐藤克文 読書の記録/ウェブリブログ
おまけ
最後の方で3秒ルールの話が出てきた(マジ)ので。アニメ音MAD屈指のやかましさ。
コメント
知的興奮を味わおう:ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ
ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ
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引き続き,「ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ」よりお送りします。
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本書は研究の現場が伝わってくる良書です。著者の実体…
スーパーマンになれとでも?:ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ
ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ
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研究の面白み,著者の研究からえる興奮が伝わってくる一冊です。実験屋のなまなましいお話が出てきて追体験できます。こりゃ面白くなけ…