おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年8月版

『相場で負けたときに読む本 実践編』★ 山口祐介著。投資に関する心理面のアドバイス集。まあまともだが、この本「だけ」では大損する人の損を減らす効果はあっても利益が出るようにはならない気がする。『生命保険のカラクリ』★★ 岩瀬大輔著。ライフネット生命の話としても面白いし、なにも考えずに生命保険に入っている人には見直しの機会になるかも。『働かないって、ワクワクしない?』★ アニー・J・ゼリンスキー著。...
日常の一コマ

グリコ『バニラティエ』

近所のスーパーで見かけて買った。味は普通のバニラだが普通に美味しい。 150円ぐらいで6個も入っていて1カップが小さく、大人の身には食べきりサイズでちょうどいい。 写真を使うために貼ったAmazonのは、おそらく6*8=48個セットなので注意。
政治経済社会

ハイパーインフレではハイパーなことは何も起きていない

ハイパーインフレは色々な意味で目立つ経済現象である。近年ではジンバブエで発生してネタ化したことが記憶に新しい。だが、目立つ部分の大半は錯覚だ。見た目ほどハイパーなことが起きているわけではない。 金本位制の時代と違い、現代の通貨の価値を担保するものは発行する政府の信用のみである。また次の誰かが受け取ってくれるという信用がなければ、ただの紙以下である。 通貨の価値は政府の信用に比例するから、一定価値の...
政治経済社会

抜き打ちテストのパラドックスと核抑止ついでに原発事故

抜き打ちテストのパラドックスは、今週中に、という条件がなければ、推論の出発点がなくなり、そもそも発生しない。まず、金曜日にテストはできない。木曜の晩に金曜日にテストがあることがわかってしまうため。よって、木曜日にテストはできない。水曜の晩に木曜日にテストがあることがわかってしまうため。よって、水曜日にテストはできない。火曜の晩に水曜日にテストがあることがわかってしまうため。よって、火曜日にテストは...
日常の一コマ

断捨離

らいおんの隠れ家 : ポール・グレアム「もの」 を読みなおしたのをきっかけに何度目かの断捨離ブーム到来。一日に一つ何か捨てることを目標に頑張り中。 本の電子化も、その後の使用率と自分の時間価値を考え合わせると、賢明かどうか微妙になってきたかもしれないなあ。
日常の一コマ

一生に一度でいいから肝炎の検査を受けた

一生に一度でいいから肝炎の検査を受けよう - NATROMの日記 自覚症状も感染の心当たりもないが、一生に一度でいいということなので、健康への投資は惜しまない精神で受けてきた。 自治体の保健所で無料で受けられたし、出勤前にちょっと寄って採血のみで済んで、楽だった。ちなみに結果はB型・C型ともに陰性だった。
ゲーム森羅万象

スクウェア・エニックス 『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』

からくりシナリオのボスで全滅してドラクエシリーズ初の途中放棄。 別にそんなにひどい駄作というわけではない。もっと時間に余裕のある年代だったら、一応クリアまではやったと思う。 しかし、今これをやるぐらいなら4か5をもう一回やり直したい。 これでも3DS版はリメイク前に比べて随分親切になったと聞いているが、元はどんだけアレだったんだろう。
科学技術哲学

外来種問題と検出バイアス

「生態系を破壊する」としてしばしば問題になる外来種・移入種。いったい何が問題なのかと思ったことはないだろうか。どうやって良いの悪いのと決めているのだろうかと。 私はあった。子供の頃だが。たぶん検出バイアスを考慮してなかったからだろうと思う。 要するに、はるばる遠いところからやってきた数匹の生き物が現地の環境や生物*1にやられてすぐ死んだり、増えも減りもせずほそぼそと生き続けているだけの場合、そもそ...