テロ

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おすすめ本書評まとめ2018年1月版

『女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化』★★★★★ デヴィッド・M・バス著。とても良い。結構前に出てた本なのに知らなかったのは不覚。内容は例によってshorebird先生のところ参照。書評 「The Evolution of Desire: Revised and Updated Edition」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考...
政治経済社会

浜野喬士『エコ・テロリズム 過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ』

シー・シェパードがあそこまでやる理由〜『エコ・テロリズム』 浜野 喬士著(評:栗原 裕一郎):日経ビジネスオンライン 上の記事で見てようやくこの分野の入門書として本当におすすめできる読みやすい本が出たかなと思って早速借りてきたが正解。 全体で200ページとちょっとの新書だが、変な陰謀論やポジショントークに陥ることなく、歴史的・思想的背景を幅広く取り上げている。 また参考文献の表記が非常に充実してお...
政治経済社会

アラン・B・クルーガー『テロの経済学 人はなぜテロリストになるのか』

“自爆テロは路上犯罪より投票行動に似ている。” 原題は"What Makes a Terrorist"(『何がテロリストを生み出すのか』)だが、著者自ら「"What Doesn't Makes a Terrorist"(『何がテロリストを生み出さないのか』)にすべきだったのではないか」と書評されたことを興味深いと言っており、私もそちらの方が適切のように感じる。テロリストは十分教育を受けており、裕福...
WEB情報通信

悪魔のロングテール

という言葉が唐突に頭に浮かんだ。アップロード可能掲示板(いわゆるあぷろだ、ファイル置き場)を設置していると、誰かが著作権法違反をする以外にも犯罪に巻き込まれてサーバを押収されることがある(駄文待避所 - ひどい目にあった) このようにネットが存在することによって、ネットがなければ問題にならないちょっとした悪意や犯罪――もっともこの例ではちょっとしたどころではないようだが――が積み重なって意味を持ち...