おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2023年8月版 『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』★★★★ ジューディア・パール著、ダナ・マッケンジー著。超ウルトラ乱暴に一言に要約すると「AがBの原因であるというのは、Aに介入して任意に起こさせたり起こさせなかったりした時に、結果Bがそれに応じて変わるかどうかだ」ということ。当たり前のように聞こえるが、面白い。 『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』★... 2023.8.24 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2023年4月版 『ダチョウはアホだが役に立つ』★★ 塚本康浩著。最初タイトルを見たときは、いつかのマンボウ最弱伝説みたいなネット発のネタかと思ったが真面目にも科学的にも面白い。 『ウクライナ戦争』★★ 小泉悠著。時事。 『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』★★★★★ 原題"Critial Cynical Theories How Activist Sch... 2023.4.22 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2022年9月版 『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』★ グレッチェン・マカロック著。ちょっと面白い。「絵文字」の発明と一般化は人類史的に意外に大きな一歩になるかもしれないと思うようになった。 『国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ』★★★ ピーター・ターチン著。まだまだ始まったばかりの分野という気はするが、それだけに興味深くもある。 『モテるために必要なことはすべてダー... 2022.9.4 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2022年5月版 『英語独習法』★★★ 今井むつみ著。自分レベルの学習者には高度すぎるかも。しかし「スキーマ」の概念は面白かった。 『不平等の進化的起源: 性差と差別の進化ゲーム』★★★ ケイリン・オコナー著。個人的にはびっくりするような話はなかったのだが、改めて考えると非常に重要な話だと思う。多くの差別は特定の誰かの悪意によらずとも生じるのだという認識は政治的にも大事だろう。 『できる研究者の論文生産術 どう... 2022.5.20 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2022年2月版 『地球に月が2つあったころ』★★★ エリック・アスフォーグ著。思わせぶりなタイトルと表紙のデザインから、一見スピリチュアル系のトンデモ本かと思ったが、まともな科学の本だった。 『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』★ クリス・アンダーソン著。もう十年近く前の本で読むべきタイミングは逃した気がするし、3Dプリンタすげえの一言で済んでしまいそうな気もするが、広く話題になっただけのことはあると... 2022.2.15 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2020年9月版 『21世紀の啓蒙: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』★★★★★ スティーブン・ピンカー著。原題 "Enlightenment Now"(啓蒙を今)。素晴らしい。内容についてはshorebird先生にお任せ。 訳書情報 「21世紀の啓蒙」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀: 公正な社会への資本主義と民主主義改革』★★★★★ エリック... 2020.9.22 おすすめ書評まとめ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2020年6月版 コロナで図書館の貸し出しも停止してて読書も滞っている。 『恐竜の世界史』★ スティーブ・ブルサッテ著。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「恐竜の世界史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで』★★★ グレン・ハバード著、ティム・ケイン著。著者の財政への提言には賛成できないけど、レントシーカーが政治を歪め硬直させることが... 2020.6.13 おすすめ書評まとめ
ガイア教の天使クジラ ガイア教の天使クジラ49 アーサー・C・クラーク『海底牧場』 4/5 【第48回】 【目次】 さて前回、何を考えてこんな読解問題に答えてもらったか。まあ、とりあえず答え合わせから。 答え合わせ 1:× 人間以外の動物は人間のために存在している 「有史以来、人間は、ほかの動物は自分たちのために存在しているのだ、という考えをいだいてきました。」と言って、以下ずっとそういう聖書的動物観を批判しているので、当然×だな。 2:○ 牛・羊・豚等の家畜を殺すこともいずれは止める... 2020.2.29 ガイア教の天使クジラ