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沖縄住民集団自決削除 文科相、書き換え容認へ

沖縄は高校の修学旅行で行った覚えがある。目良誠二郎っていうとてもいい先生がいたんだが、この人が東大でも学生運動を熱心にやってたらしい筋金入りの左翼だった。  授業でそんな内容の番組をビデオで観ていて、なんか連署みたいなのに名前が書いてあるのが映って『これ先生じゃね!?』って生徒からツッコミ入りまくってニヤリって場面が今も思い出せる。  おかげで修学旅行でも米軍基地見に行ったり(戦闘機の爆音って旅客...
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アムネスティがミャンマーの動画公開 ネット遮断、情報統制厳重

アムネスティがミャンマーの動画公開 ネット遮断、情報統制厳重  最近こういうニュースや中国のネット検閲とかグーグル八分の話を見る度に、情報通信技術の進歩は一般に民主主義など自由体制の発達を促すと考えられているのは間違いなんじゃないかと思う。  確かに国の端から端から連絡するのに早馬で何週間もかかるのでは、まともな選挙を公布するのも実施するのも難しかろう。だから高度な自由体制の構築と維持にはある程度...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ4 反捕鯨は科学や論理的整合性の問題ではない

【第3回】 【目次】 【第5回】 「少なくとも一部のクジラは増えている。科学的証拠を突きつけて商業捕鯨を再開させよう。文化帝国主義反対!」  まあこのあたりが捕鯨賛成派の最大公約数的な主張だろう。気持ちは分かるが、残念ながらあまり意味がない。  確かに、かつてクジラは獲り過ぎで数が減ったから保護しなければならないということになった。そこに異論のあるという人はいないはずだ。*1しかし、今やそれだけで...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ3 反捕鯨は食肉業界の陰謀でも文化帝国主義でも人種差別でもない

【第2回】 【目次】 【第4回】  実は、前回までで、私の言うべきことは全て言った。あとはこれを何度も繰り返し、少しずつかみ砕きながら実例を交えて解説していくだけである。  要点は反捕鯨問題は本質的に宗教問題であるということだ。だが、いきなり信じろと言われても無理だろう。この一言を本当の意味で理解してもらえるようになることがこのシリーズの目的である。  反捕鯨問題は、単なる環境保護問題でも、単なる...
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オリビエーロ・トスカーニ『広告は私たちに微笑みかける死体』

X51.ORG : "死体なき国の死体写真家" ? 釣崎清隆インタビュー(グロ写真あり注意!)  これを見て思い出した本。普段人が見たがらないものを直視させるという点で共通するものがあると思う。世の中にはこういう人もいないといけないのだろうな。  言っていることには賛成できないこともいっぱいあるが強烈な印象を残す本だった。超おすすめ本の一冊。  広告やマーケティングに関わっている人はもちろんだが、...
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久間防衛相が辞任「しょうがない」発言で引責

asahi.com:久間防衛相が辞任 「しょうがない」発言で引責  - 政治  核兵器は酸っぱい葡萄だというのは日本としてはまだ当分維持しなければならない嘘だ。  政治家は国民のために嘘をつくのも仕事。空気読んでちゃんと嘘がつけないなら辞めさせられるのもまあしょうがない。  ただ酸っぱい葡萄メソッドは所詮自己欺瞞なのでストレスがたまる。うまくストレスを解消できるフィクションを作ることができれば受け...
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村上龍『あの金で何が買えたか―バブル・ファンタジー』

イラク戦争に費やした4560億ドルがあれば何ができるか - GIGAZINE  このエントリを見て何か懐かしい既視感をおぼえたと思ったらこの本だった。面白くてインパクトがあることは認めるけどあまりフェアとは思えない。こういう宣伝が必ずしもフェアじゃなきゃいけないと思っているわけではないけど。  単に日常レベルの物事に換算するということ以外で最大のポイントは「AがBまたはCまたはDまたはEまたは…に...
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銃社会・銃規制問題でオススメの本

バージニア工科大の銃乱射事件や長崎市長射殺で再び銃規制の話が盛り上がりそうだ。*1アメリカの銃問題については服部君射殺事件の時に興味を持っていろいろ調べた。  結果として今では単純な銃規制派には与しない。アメリカは予見しうる未来に渡って個人が武装する権利を否定することはないだろうが、それが必ずしも悪いことだとは思わない。  もちろん仮にアメリカが全ての歴史的経緯を無視して現在のアメリカ並みの銃社会...