おすすめ書評まとめ 書評在庫一掃セール2009年12月版 最近読んだ本、またはずっと紹介したいと思っていた本の中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。 『最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス』★★★★ 池谷裕二著。胡散臭い分野だけど、まともな内容。個人的には新しい内容はなかっ... 2009.12.28 おすすめ書評まとめ
WEB情報通信 ダンバー数(の話から始まったグラフ理論)パズル進化的アルゴリズム版 レヴィ=ストロース鎮魂のため数学野郎にお願い(追記アリ - 地下生活者の手遊び 数学野郎どもアリガトウ - 地下生活者の手遊び 一昨日のパズル。もう終わっちゃってるけど、乱数でのゴリ押しだけでは芸がなさ過ぎるでしょう常識的に考えて……ということで、ちょっと改良した。 dunber2.rb 互いに行き着けないノードの数をスコア(当然低い方が良い)として、ステップごとに上位1/4だけ残してそれを4... 2009.11.8 WEB情報通信
科学技術哲学 バナナの皮方程式 ドレイクの方程式というものがある。最近は宇宙への関心低下に伴って知らない人も増えているかもしれないが、一定の年代のSF者や宇宙科学に興味のある人は大抵知っている。 内容の解説はしないので知らない人はwikipediaで予習してほしいが、この方程式なるものは要するに、 今日道路に落ちていたバナナの皮で滑って転んで頭を打って死ぬ人の数は、今日道に落ちているバナナの皮の数×道に落ちているバナナの皮を... 2009.11.7 科学技術哲学
WEB情報通信 ダンバー数パズル レヴィ=ストロース鎮魂のため数学野郎にお願い - 地下生活者の手遊び ううむ、地下猫さんが『科学がきらわれる理由』をおすすめされた背景では、そんなこと考えていたのか。これはちょっと予想外だった。 確かに『科学がきらわれる理由』は素晴らしい本だが、ダンバー数自体は「まあそりゃ限度のある要素の集まりには何かしらの限界はあるだろうねえ」ぐらいの受け取り方をしておけばいいものだろう。 少なくとも現時... 2009.11.6 WEB情報通信
おすすめ書評まとめ 書評在庫一掃セール2009年9月版 最近読んだ本、またはずっと紹介したいと思っていた本の中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。 『暗殺の事典』★ カール・シファキス著。『詐欺とペテンの大百科』と同じ著者。そちらほどではないが楽しい。楽しんでいいのかという話は置いと... 2009.9.26 おすすめ書評まとめ
政治経済社会 アラン・チューリングの名誉回復 はやしのブログ イギリス首相の、アラン・チューリングに対する公式謝罪文 アラン・チューリングの名誉回復について。彼の名で知られている有名なものは主に三つある。 チューリング賞 チューリング・テスト チューリング・マシン チューリング賞は計算機科学最高の栄誉とされている賞だ。 チューリングテストはAI分野において、あるいは知性とは・意識とは・思考とはなんぞやという哲学の分野において、汲めども尽... 2009.9.26 政治経済社会
科学技術哲学 パズル・ロワイアル答え合わせ パズル・ロワイアル 全員で生還する確率を上げたければ、皆が何かしらの意味で協調した行動を取らなければならない。それなのに、挑戦中にも挑戦後に一切情報をやりとりできない。この一見取り付く島もなさそうなルールの裏をかくにはどうしたらいいか。 情報をやりとりすることはできなくても、新しく全員が得ることができる情報がひとつだけある。というか、ひとつしかない。名前の書かれた紙である。突破口があるとしたら... 2009.8.3 科学技術哲学
科学技術哲学 パズル・ロワイアル 極東の全体主義国家大東亜共和国では、学力向上のため、全国の中学3年生のクラスから無差別に数十クラスを抽出して、命を賭けたパズルをさせるという怖ろしいプログラムが実行されています。 あなたの3年B組(生徒数42名)は運悪くこのプログラムに選ばれてしまいました。そして、今年のパズルのルールは以下のようなものです。 今からクラスの生徒は一人づつ別々に、42個のロッカーがある教室に案内されます。それぞ... 2009.7.27 科学技術哲学