科学技術哲学 山田克哉『原子爆弾―その理論と歴史』 北の核実験の話はあっちこっちで書かれるだろうからいいか。 原理から歴史まで原子爆弾に関する基本的な知識としてはこの本はがおすすめです。 2006.10.10 科学技術哲学
WEB情報通信 大駒誠一『コンピュータ開発史―歴史の誤りをただす「最初の計算機」をたずねる旅』 図書館で借りたがこれはなかなかいい本だ。古代のそろばんから、元祖“バグ”、コロッサスやENIACまで計算機とそれに関わる人・文物の歴史が写真入りでまるで図鑑のように。 面白いけど7000円もするから普通だったら買えないな。図書館のありがたさよ。 副題に「歴史の誤りをただす」とある。確かに私もコンピュータの歴史には結構興味があるつもりだったが、全然知らなかったり間違って憶えていることも多かった。 私... 2006.5.23 WEB情報通信
アニメコミック 感電すると骨が見える表現を初めて使ったのは? 先日なんの脈絡もなく子供のころの疑問が蘇りました。『トムとジェリー』とかでありますよね? 感電すると骨が見えるという表現。あれです。あれは一体誰が始めたんでしょう? どう考えても本当に感電したからといって骨が見えることがありえない以上、それを「初めて考えた人」「初めてそのような表現を使った人」が必ずいるはずだと思うのですよ。 その人はどこからそんな発想を得たのでしょう。気になります。少し検索してみ... 2005.11.10 アニメコミック
政治経済社会 いわゆるアジア的やさしさ 『映像の世紀』再放送、ボロのビデオデッキのせいで第7集だけ録画し損ねたがやはり最高に面白かった。数ある名言の中でもポルポト様のお言葉は最高に怖い。実際に数百万人殺した人の言葉と知らなければジョークかと思ってしまいそうだが、これこそ共産主義の究極の理想の姿なのだ。我々は独自の世界を建設している。新しい理想郷を建設するのである。従って、伝統的な形をとる学校も病院もいらない。貨幣もいらない。たとえ親であ... 2004.1.1 政治経済社会
政治経済社会 『映像の世紀』再放送 総合で『映像の世紀』の再放送をやっている。本放送の時テレビにかじりついて観ていたものだった。ひたすら当時の映像と人物の証言を並べ続けるだけなのだが、歴史の重みとしか言いようのないものに圧倒される。 当時の映像以外の、オープニング映像やアイキャッチなどの映像センスも面白いし、音楽、とりわけメインテーマの『パリは燃えているか』が内容にぴったりマッチして最高である。私がテレビ番組のサントラなど買った(し... 2003.12.23 政治経済社会