おすすめ本書評まとめ2013年9月版

『プログラミング言語の基礎概念』★

 五十嵐淳著。教科書的。OCamlを使っているのが特徴。

『WILLPOWER 意志力の科学』★★★★★

 ロイ・バウマイスター著、ジョン・ティアニー著。とても面白くて役に立つ。

『インターネット財務情報システム―XML技術とXBRLデータ標準を用いた』★

 湯浦克彦著。XBRLについてはまともな本がなかなか見つからない。これが一番ましなような気がする。それでも具体的に役に立つかというと微妙だが。

『世界大不況からの脱出-なぜ恐慌型経済は広がったのか』★★★★

 ポール・クルーグマン著。おなじみクルーグマン。いつも通り良い。

『勝ち続ける意志力』★

 梅原大吾著。竹中正治先生経由。ウメハラはニコ動で知ってはいたが、確かにこれはぶったまげる。

『ファスト&スロー: あなたの意思はどのように決まるか?』★★★★★

 ダニエル・カーネマン著。これは凄いわ。個々の話はすでに他の本を通して聞いたことがあるものだけど、やはりノーベル賞というかオリジナルは伊達じゃない。超おすすめ。

『不格好経営―チームDeNAの挑戦』★

 南場智子著。面白い。

『遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継』★

 株式会社モバイル&ゲームスタジオ著。

『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】』★★★★

 アトゥール・ガワンデ著。これは素晴らしい。さっそく実践しよう。部分的にすでに実行していることもあるが。

『殺戮にいたる病』★

 我孫子武丸著。一発ネタっちゃネタだけど。

『東方マネー 2013年夏号』★

 機関投資家転向で話題になった五月さんの同人誌。東方×投資ってまさに俺得。初心者向けながら、ちゃんと勉強にもなる内容。

『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』★★★

 足立武志著。普通に良書。

『テンプルトン卿の流儀』★★★★

 ローレン・C・テンプルトン著、スコット・フィリップス著。ジョン・テンプルトンは、ドーキンスの兄貴のせいかテンプルトン賞のイメージが強かったけど、投資家としては極めてまとも。この本もかなりの良書。

『笑う親鸞 —楽しい念仏、歌う説教』★

 伊東乾著。ほえー、まだまだ知らない世界があるものだな。仮説の信憑性はともかく、体験の部分だけでも面白い。

『不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生』★★★★

 レベッカ・スクルート著。他で大まかには知っていた話だが、かなり面白い。

『量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』★

 マンジット・クマール著。伝記に比重が寄ってる感じ。量子力学そのものは他ので予習しとくといいかも。

『クリティカルシンキング 不思議現象篇』★★

 T・シック・ジュニア著、L・ヴォーン著。よくできた懐疑主義の教科書と言ってよかろう。なんとなく装丁やフォントや段組が安っぽいというか微妙なのが残念。

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