おすすめ本書評まとめ2018年10月版

『知ってるつもり――無知の科学』★★★

 スティーブン・スローマン著、フィリップ・ファーンバック著。いまではそんなに珍しくない話題ではあるが、意外によかった。

『知の果てへの旅』★

 マーカス・デュ・ソートイ著。個々の話題はちょっと薄い気もするけど、よい。

『進歩: 人類の未来が明るい10の理由』★★★

 ヨハン・ノルベリ著。まあこれもいまではそんなに珍しくなくなってきた話題ではあるが、よい。

『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由』★

 スティーヴン・ウェッブ著。50の理由のアップデート版。正直そこまで変わってない。前のを読んでればパスでもいいかも。

『遺品整理屋は見た!』★

 吉田太一著。孤独死関係のエッセイ集というか。ちょっと興味深い。

『馬・車輪・言語』★

 デイヴィッド・W. アンソニー著。かなり専門的。思いっきり『銃・病原菌・鉄』の装丁をなぞってる気がするけど、同じ調子で読もうとするときついかも。

『人が人を殺すとき―進化でその謎をとく』★★★★★

 マーティン・デイリー著、マーゴ・ウィルソン著。殺人に関する進化心理学の古典。古典らしくいま読むと流石に古い話題とも感じるが、古いからといって間違っているわけではない。あまり馴染みがなければ今からでもおすすめ。

『amazon 世界最先端の戦略がわかる』★★★★

 成毛眞著。IT業界人なら知っていることも多いだろうが、とても面白い。

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