おすすめ本書評まとめ2015年8月版

『人はなぜ感じるのか?』★★★

 ビクター・S・ジョンストン著。めちゃくちゃ要約すると「情動は動機や学習のための評価関数である」という話。なんか今だと当たり前のようにも思えるが、面白い。

『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~』★

 ハイディ・グラント・ハルバーソン著。やる気本。悪くはないが、やや散漫。

『思考の技法 -直観ポンプと77の思考術-』★★★★★

 ダニエル・C・デネット著。これはいい。思考法本としてもデネット入門としても最高。

『最速の仕事術はプログラマーが知っている』★

 清水亮著。いいけどすすめる対象に迷う感じ。プログラマーなら大体既知そうだし、プログラマー以外には若干読みにくそう。

『プログラミングバカ一代』★

 清水亮著、後藤大喜著。自伝。shi3zさんに興味ある人だけ。

『ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack』★

 Joe Kutner著。プログラミングが原因ではないけど、最近運動不足だし、腱鞘炎を再発させないように読んでみた。座業の人は読んでおいて損はないと思う。

『なぜエラーが医療事故を減らすのか』★

 ローラン・ドゴース著。よくわからない邦題だが、原題は『エラー礼賛』らしい。ヒューマンエラーは原因ではなく結果であり、責任追及を恐れず原因究明できるようにすべき、という内容。当たり前のような気もするが、実現していくのは大変だろうな。

『僕だけがいない街』★★★★

 三部けい著。6巻まで読んだ。真犯人はやっぱりバレバレだったけど、それがわかっても消化試合(?)的にさせないのがさすが。後はどう終わるかか。

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